INTERVIEW
WHERE'S ANDY
2013.03.11UPDATE
2013年03月号掲載
Member:CHIKA (Gt/Vo) MAI (Ba/Cho) CHIBAchan (Dr)
Interviewer:ムラオカ
-特に特定のこのバンドといったものありますか?
MAI:メタルコアがすごく好きで、ALL THAT REMAINS、KILLSWITCH ENGAGEは好きですね。
-結構ハードですね。
CHIKA:CHILDREN OF BODOMのライヴに一緒に行ったよね。2人とも目がハートになりました(笑)。
-CHIBAchanはどうですか?
CHIBAchan:私は2人よりかはもう少しパンクよりですかね。パンクも好きなんですけど、パンクの中でもリフがメタリックだったりするバンドもいるし、STORY OF THE YEARとかも音はメタルだし。メンバーからBLACK SABBATHとかを聴かせてもらって、渋いし、そういうルーツとかメタルのことを分からなかったから、新鮮でしたね。でも、Ozzy Osbourneとかってキャッチーじゃないですか。キャッチーな部分とヘヴィな部分の融合というか、そういうところが好きですね。ただ重いだけで全然歌が伝わらないものとかではなくてメロが良い音楽、パンクだけじゃなくてもメロが良くて、ドラムなのでビートが気持ちの良い感じであれば何でも好きですね。
-パンクだとどういったところが好きなんですか?
CHIBAchan:メロコアはそこまで好きじゃないんですけど、NEW FOUND GLORY、NO USE FOR A NAMEとか、普通のポップ・パンクが好きですね。
-時にはAC/DCのAngus YoungやBON JOVIのコスプレをしてライヴをするとのことですが詳しく教えてもらえますか?
CHIKA:デニム・オン・デニムでみんなバンダナを巻くことがあるんですが、基本的にあれはBON JOVI風スタイルのですね。
-80年代のバンドを若いバンドが意外とカヴァーしたりしますよね。ATREYUがBON JOVIをカヴァーしたりとか。『Punk Goes Pop』というコンピでは、最新のバンドたちがMichael Jacksonをカヴァーしたりしているんですよ。
CHIKA:良いことですね。
-もし皆さんがカヴァーするなら誰をカヴァーしますか?
CHIKA:既に過去に2曲カヴァーしてるんですよ。IRON MAIDENの「Trooper」と、BLACK SABBATHの「I Am Iron Man」をみんなで演奏して私が歌ったものをSEに使ってるんです。
-なるほど。話は代わりますが、CHIKAさんの声はかなり特徴的だと思うのですが、いつ頃自分の声が武器になると確信しましたか?
CHIKA:どうだろう……確信したとしても、WHERE’S ANDYを始めてからかな?この声で歌ったら面白いんじゃないかとは思ってました。でもこの声しか出ないから、変えられないしありのままやっている感じですね。それが段々“良いじゃん”って言ってもらえて、自信になったんだと思います。
-声が特徴的なので、曲がいろんな振り幅を持っていたとしてもヴォーカルからWHERE’S ANDYという風に分かるんじゃないかなと。
CHIKA:嬉しいです。
-「REVENG」、「Juliette」の2曲は英詞ですね。日本語詞と英語詞の曲による使い分けはどうやって決めているのでしょうか? それとも先に詞があるのでしょうか?
CHIKA:今回はこれまでが英詞だったので日本語の曲も入れたいということで、とりあえず英詞、日本語詞が半分半分になるぐらいで作ってみようと思ったんです。そこからほぼ日本語モードに切り替えて歌詞を作ってきました。
-今後は日本語詞をメインでやっていくのでしょうか?
CHIKA:これからもときには英語でときには日本語でという風にやって行きたいなと思っています。割と日本語の方が多くなってきている気もしますけど。
-お客さんのリアクションはどうなんですか?
CHIBAchan:聴こえ方が違くなるのかな。それは自分たちが思っているよりもお客さんの方がすごく感じてるみたいで、ライヴ終わった後に“すごい変わったね”って言われます。私たちはそんなに変わったつもりはないんですけど。
MAI:“大人にやらされてんの?”的なね。
CHIBAchan:そうそうそう(笑)。でも全然そんなことはなくて、ただその時に作ったらこうなりましたというだけなんです。久しぶりに私たちのライヴを観た人からは変わったね、と言われますね。
CHIKA:でも、英語詞でやっていたときには結構みんなから“日本語は歌わないの?”ってよく言われたんですよ。だから、言わせとけばいいやって感じですね。うちらがやりたいようにやるってことで。