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INTERVIEW

WHERE'S ANDY

2013.03.11UPDATE

2013年03月号掲載

WHERE'S ANDY

Member:CHIKA (Gt/Vo) MAI (Ba/Cho) CHIBAchan (Dr)

Interviewer:ムラオカ

-「ロミオ」と「Juliette」はタイトル通り、対になっているのでしょうか?

CHIKA:元々「Juliette」という曲があって、この曲はビッチな女子にムカつきながら憧れてるって感じなんですが、「Juliette」っていう曲があるなら姉妹ソングみたいなのがあったらいいなと思って、「ロミオ」という曲を作りました。すごくリンクしているわけではなくて、「Juliette」があるから「ロミオ」を作ろうかなという感じです。「ロミオ」と「Juliette」って女の子らしくないですか?

-そうですね(笑)。

CHIKA:一応女子なんで(笑)。

-自分たちでは“これがWHERE’S ANDYの一押しだ!”というものはなんだと思いますか?

MAI:色気がない。

-色気アリではなく、逆に“色気ナシ”が押しポイントなんですか(笑)?

CHIBAchan:ギャルバンって普通は露出が多かったりするじゃないですか。みんなノースリーブとかユルめの服装だったりしますよね。

MAI:うちらは二の腕出すの禁止なので。

CHIKA:マイナス・ポイントを出すのはやめようっていうね(笑)。

一同:(笑)

CHIKA:逆に女の子なんだけどなって思いますけどね。自信がある人は出すけど、嫌な人は隠すじゃないですか、普通の女の子の気持ちと一緒で“ちょっと足太いからさ……”みたいな。だから女の子とも仲良くなりたいんですけどね。色気がないのは逆に武器かもね。

-それは全会一致ということで宜しいですか?

CHIKA:はい。

MAI:良かった(笑)。

-サウンド面ではどうでしょうか?

CHIKA:特にスタイルが良いでも顔が良いわけでもないけど、めっちゃ好きなことをやっているんだよって感じが押しですかね。

-ファンと近い目線にいるという感覚でしょうか?

CHIKA:自分がもし普通の女の子で、もしそういう風にやっている人がいたら応援したくなるし、ああなりたいって思えると思うんです。取り柄はないけど、ギターと歌とバンドが楽しいからやっているよって。ちんちくりんでもステージではカッコイイねって思ってもらえるのが私たちの押しですね。

-ライヴも先日見させてもらいましたがまだまだ未完成な部分もあると感じさせながらも、未完成ながらの迸るパワーを感じることができる点はすごく魅力だと思いました。ライヴで心掛けていることがありましたら教えてください。

MAI:冷静さ。

-一言好きですね!ナイスなキャラクターだと思います(笑)。

一同:(爆笑)

CHIBAchan:同じで冷静さなんですけど、昔は“ウワァー”って突っ走って終わる感じで、自分たちだけ楽しんで終わっちゃうみたいなところがあったんです。でも今は、お客さんが楽しんでくれるのが1番だと思うし、なお且つ自分たちも楽しめるように一歩引いた位置から客観的に見るようにしています。長くなったかな……?

-いや、大丈夫ですよ!普通です(笑)。

一同:(笑)

CHIKA:私は敢えて破天荒になれるように努力中です。何も考えずに楽しませることしか考えてないです。

-バックの2人の冷静さがあってのということですね?

CHIKA:3人とも同じだったらつまらないし、私は“突っ込む”、“ブッ込む”って感じです。空気に負けずに突き進んでいます。

-バランス感がいいですね。

MAI:性格と楽器が合っている感覚ですね。

-“楽器何やってると思う?”って聞いたら、当てられるかもしれないですね。

CHIKA:質問したことなかったね。

MAI:私バンドマンに見られないっすね。

一同:(爆笑)

MAI:ライヴハウスに行っても気付かれないです。誰だったっけみたいな。

-本当に3人とも個性的なキャラクターですね。

CHIKA:私たちのキャラクターも売りの1つですね。でも、もし楽器やってなかったら性格が違い過ぎて私たちは仲良くないかもしれないね。