INTERVIEW
GOOD4NOTHING
2012.10.05UPDATE
2012年10月号掲載
Member:U-tan (Vo/Gt) Makkin (Ba/Cho) Tanny (Vo/Gt) SUNE (Dr/Kuchibue)
Interviewer:荒金 良介
-最初からそういう考え方ですか?
U:僕は結構最初からですね。強いて言うなら、メロディック・パンクロックと言いますけど。くらい。
M:いろいろと考え方は変わってくるよな。パンクや!と思っていた時期もあったし。
T:メロコア・西海岸系とか言われることもありましたけど、その周りの声で自分たちがブレるのは違うと思うので。
U:そういう風に括られるのが嫌で、あえて逆のアプローチばかりやっていたこともありましたね。
M:結局、ただ速い曲が好きっていう。それだけですね(笑)。
-わかりました。あと、今回歌詞の中に“夢”という言葉も多く出てきて、それも気になったんですよね。
U:夢のあり方も10代に思っていたものとは、また違ってきてるんですよね。10代の頃は漠然とバンドをやりたい!いつかblink-182と一緒にやりたい!とか、そういう感じでしたけど、今34歳になって、夢というものを考えたときに、このGOOD4NOTHINGをもっと長くやっていきたいと思うようになったんですよ。よりリアルな夢になってきたんですよね。“なぜバンドやっているんですか?”と聞かれて、“好きやから”って言えたらいいなと。いろんな現実を乗り越えて、40歳、50-歳になったときにも“好きやから、これからもやるで”って、シンプルに答えられたらいちばんいいなって。それで“あいつらヤバイ!”と思ってもらえたら、嬉しいですね。
-好きだからバンドを続けていく。シンプルな答えですが、それがいちばん強い気がしますね。
U:そうなんですよ。アメリカの好きなバンドもみんなそうなんですよね。FACE TO FACEも解散したはずなのに、いきなりやっぱりまた始めるみたいな。そういうのって、かっこいいなあと思って。
-生きざま=パンクロックになってきているんですかね。(今日のU-tanはGARLIC BOYSのTシャツ着用)GARLIC BOYSもそのお手本のようなバンドだと思うんですよ。
T:大きい背中をみせてもらってますね。
M:実際、背中でかいしね。
T:LARRY (Gt)さん!今のMakkinの発言ですよ!(笑)。いや、でもバンドやり始めの若い人たちに、何かを見せられたらいいですね。それはハートが強くないと、なかなかできないですからね。いろんな障害を乗り越えた上でやってる音楽の強さってありますから。それをみんなに伝えられたらいいですね。