INTERVIEW
THE BLACKOUT
2011.04.06UPDATE
2011年04月号掲載
Member:Sean Smith(Vo)
Interviewer:MAY-E Translator : Yuga
-「No More Waiting」「The Devil Inside」のようなヘヴィなナンバーだけでなく、「Keep On Moving」「You're Not Alone」「The Last Goodbye」といった美しいメロディを持ったバラード曲もあなた方の魅力のひとつですが、どちら もちゃんと存在感があって、中だるみ感は全くありません。特に力を入れたポイントや苦労した点を教えてください。
僕たちは曲を書くときに、"メタル"とか"ポップ"とか"バラードを書こう!"とか決めて作るわけじゃないんだ。思いついたものを書いているだけなんだよ。だから僕たち自身が気に入って、良いと思ったのなら、 曲がどんなものに仕上がろうと気にしないよ。
-アルバム全体を通してみると、Seanのスクリーミング・ヴォーカルが幾分減りましたが、その理由はメロディに比重を置く為でしょうか?
僕が思うに、「The Devil Inside」なんかは今まで書いた中で一番ヘヴィな曲じゃないかな。たくさん叫んでもいるしね。だから、全くスクリームが無くなったというわけではないよ。でもこのアルバムを書いていた時に、スクリームの必要性がないと思って使わなかったことはあった。その曲を台無しにしてしまうかもしれないからね。
-現在のバンドの充実感が伝わってくるような仕上がりですが、楽曲は全て『The Best In Town』以降に書かれたものですか?
うん、このアルバムの曲は全部『The Best In Town』の後に書いたものだよ。このアルバムは、自分の好きなことをやること、そして、それをやり続けられるということを語ったものなんだ。僕たちみんな、今この人生を送れていることをすごく幸せだと感じているんだよ。
-プロデューサーのJason Perryから、どのようなアドバイスがありましたか?
Jasonは『The Best In Town』も一緒にやったんだ。彼とのレコーディングはスムーズに楽しくできるって分かっていたから、今回は特別なアドバイスをもらう必要はなかったよ。彼は最高だよ。
-ANDREW W.K.の「Party Hard」をはじめ、THE PRESIDENTS OF THE UNITED STATES OF AMERICA、EAGLE-EYE CHERRY、BEASTIE BOYSのカヴァーにも挑戦していますね。
僕たちがカヴァーしたのは、全部大好きな曲なんだ。カヴァーをやってほしいと言われたときは本当に嬉しくて待ちきれなかったよ!
-レーベル移籍もありましたが、周りの環境は大きく変わりましたか?また、それが制作のプロセスに変化をもたらすことはありましたか?
イギリスのレーベルCooking Vinylと契約した時には、もうアルバムは全部書き終わってレコーディングも終わらせていたから、特に彼らからのインプットはなかったかな。他の国のレーベルにライセンスを出すのも彼らだし、制作プロセスがレーベルに影響されたことはないよ。
-再来日の予定はありますか?
できれば今年の後半にでも行きたいと思っているよ。日本は本当に美しくて素晴らしい国だよ!日本にいる人々はそれ以上に素晴らしいけどね。
-アルバム毎にビッグになっていくTHE BLACKOUTの今後の野望を教えてください。
...世界征服さ!!!