MENU

激ロック | ラウドロック ポータルサイト

INTERVIEW

LOSTPROPHETS

2010.04.06UPDATE

LOSTPROPHETS

Member:Ian Watkins(Vo) Jaime Oliver(Key) Stuart Richardson(Ba) Luke Johnson(Dr)

Interviewer:MAY-E

-Jaime 曰く“本作にはIan自身の心境・精神状態がすごく反映されている”とも語ってくれましたね。

I:うーん…(沈黙)それについてはうまく説明できないな。というより、説明は不要だと思うんだ。

J:Ianのパーソナルなことだしね。あと、やっぱりアルバムの一曲一曲をじっくり聴いてもらえれば分かると思うんだよ。Ianはアーティストだから、彼は歌を通して彼の気持ちの全てを表現しているんだ。だから、歌詞をしっかり聴いてもらえれば具体的な意味が分かると思うよ。

I:アーティストっていうのはマジシャンと一緒だと思うんだ。例えばあるマジシャンが素晴らしいマジックをしたとしよう。観客は“このトリックはどうなっているんだろう?”って疑問に持つと思うけど、その仕掛けを一つ一つ説明されたらつまらないし、しらけるだろ?曲もそれと一緒で、“こういう感情だったからこういう風に歌った”とかそういうことは知る必要がないと思うんだ。というか、Jamieが言ったように、僕はアーティストだから、歌というアートを通して自分の全てを表現しているからね。マジックショーのトリックの種明かしが不要なのと同じで、歌もそうだと思うんだ。

S:更に言うと、今回のアルバムは、歌と曲が完璧にマッチしているんだ。だから、曲のメロディーとかで“この曲いい曲だな”って思うのではなくて、曲と歌詞の内容の両方をちゃんと聴いて理解して初めてIanの思いが分かるようになっていると思う。だから、細かいところまできちんと聴いてほしいね。

I:その通りだね。

-昨日のPUNKSPRINGでのショーはいかがでしたか?

Luke Johnson(以下L):すごく楽しかったよ。日本のファンのリアクションもすごく良かったし。しかしステージの上はものすごく暑かったなぁ(笑)

I:あと、すごく短かったよね。俺たちがサマソニや単独公演に慣れているからかもしれないけど、PUNKSPRINGでのライヴは持ち時間が短くて、本当にあっという間だったよ。

-THE BLACKOUTをはじめKIDS IN GLASS HOUSES、GALLOWS、YOU ME AT SIXとUK勢も多いラインアップの中でのヘッドライナーだったわけですが、安心感もあったのでは?

I:うーん、特にそういうわけでもなかったかな。

L:日本のファンは俺たちをとても快く迎え入れてくれたから、緊張しなかったよ。

J:それに俺たちはもう何回も日本でライヴをしているから、慣れているしね。いつでもウェルカムな日本のファンが大好きだよ。

-例えばアメリカのINCUBUSは結成当初から今日までにサウンドが大きく変化しましたが、LOSTPROPHETSは最新アルバムでもデビュー当時と変わらずヘヴィーなサウンドを盛り込んでいますね。ヘヴィ・ミュージックのファンとしてとても嬉しいことなのですが、LOSTPROPHETS のサウンドは今後どう進化していくでしょうか?

J:これからも俺たちは俺たちのスタイルを貫くよ。俺たちがいいと思った曲を作り、世に発表する。これだけさ。

I:確かに年月が経つごとに音楽の嗜好が変わるのは人間である以上あると思うんだ。だけど他のバンドはさ、わざと方向性を変えたりするところがあるよね。カッコつけたがるっていうかさ。“俺たちはクールなバンドだ!”ってアピールしたがるよな。

S:本当にそうだよ。カッコつけてもダサいだけなのにな(笑) でも、俺たちはカッコつけなくてもカッコいいからな!(笑)だから俺たちはこれからも俺たちらしい音楽づくりをしていくつもりだよ!