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INTERVIEW

SKILLET

2010.03.15UPDATE

2010年03月号掲載

SKILLET

Member:John Cooper(Vo&Ba)

Interviewer:ムラオカ

-『Comatose』は全米で50万枚近くのセールスを記録し、大ヒットとなりましたね?
このアルバムがここまで支持されたのはなぜだと思いますか?

『Comatose』は保守的な人たちにも届けられた、初めてのアルバムだったんだ。アルバムは女性ヴォーカルや歌詞によってロマンチックな感じがするよね。実際、『Comatose』の発売前までの俺たちのファンは、ほとんどが男性だったんだ。だけど『Comatose』の発売以後、新しい女性のファンがものすごくたくさんついたんだよ。あと、『Comatose』がリリースされてからは、普段はハードロックを聴かないようなファンも俺たちのファンにでてきたんだ。このアルバムが支持されたのは、やっぱり単純にリスナーがこのアルバムの歌と歌詞を好きだったからじゃないかな。

-『Awake』が日本でリリースされてから少し経ちましたが非常に好調に売れていると聞いています。日本のファンからのリアクションはあなたがたに届いていますか?

残念ながら日本のファンからのリアクションはまだ聴けてないんだ。だけど、日本のファンにもアルバムは好評で、売れ行きも好調だということは聞いたよ。

-あなたがたのツアーを追いかけてくる熱狂的なSKILLETファンをフライパンにかけてPanheadsと呼ぶようですが、その呼び方は自然に発生したのでしょうか?

バンドが初めてツアーに出た時に、俺たちのファンはとても忠誠的だ、っていうことに気付いたんだよね。同じファンが複数の近郊の会場のライヴに来てくれていることに気づいて、それからその人たちを違う州でのライヴでも見るようになってさ!
俺たちはファンに“どこから来たの?”って聞いたら“13時間車を走らせて来ました!”っていう子がいたりしてさ。俺たちは当時そこまで有名ではなかったから、“なんでここまでしてくれるファンがいるんだろう”って不思議だったよ。ある時、100人しかファンが集まらなかったライヴがあって、なんとその半分の50人のファンが3~10時間もかけて観に来てくれていたんだ。彼らはライヴにフライパン(スキレット)を持ってきて、高く頭上に持ち上げるんだ。これがお決まり化されてから、最初は50人しかいなかったのが、3年後には数えきれないほどたくさんのフライパン持ちがライヴに来てくれるようになってね。
ある猛暑の夏の日、俺たちはとある夏フェスで演奏をしていたんだけど、ステージからフライパンを頭に乗っけた少年を発見した時はびっくりしたよ!演奏のあとよく見てみたら、そのフライパンは顎の下までガチガチにテープで固定されていてさ。その少年は俺に近づいてきて、もうフライパンをとり外していいか聞いてきたんだ。俺はもちろんいいよと言って、男の子が何重にも貼られたテープを外したら、顔の周りが真っ赤になっていて驚いたよ。この時から俺たちはファンのことをPanheadsと呼ぶようになったんだ。

-現在、SHINEDOWNとPUDDLE OF MUDDとツアー中とのことですが、お客さんの反応はいかがですか?

俺たちはSHINEDOWNとPUDDLE OF OF MUDDとのツアーをちょうど終えたばかりなんだ。ファンのみんなも盛り上がってくれて、素晴らしいツアーだったよ!
俺たちはこのツアーでSKILLETというバンドを一度も見たことがない人がいる前で演奏したけど、彼らから最高のリアクションをもらったよ!CDもたくさん売れたし、新しいファンが増えたよ。こういうことがツアーの醍醐味だよね!
あと関係ないけど、SHINEDOWNはすごくいい人達で、このツアーを通して仲が良い友達になったよ。

-来日の予定はありますか?

残念ながら今はないよ。レーベル的にも俺たちの日本公演を実現させたいみたいだし、今はスケジュールを調整しながら日本に行くタイミングを見計らっている段階だよ。

-また日本というとどんなものをイメージしますか?

日本というとやっぱり大好きな「アニメ」と「寿司」っていう言葉が思いつくよ。

-最後に日本のファンにメッセージをお願いします。

俺たちの音楽を聴いてくれてありがとう!地球の反対側で俺たちの音楽を聴いてくれている人がいると思うとすごく嬉しいよ!早くみんなに会える日が来るといいな!Love you!