INTERVIEW
ENTER SHIKARI
2009.10.13UPDATE
2009年07月号掲載
Member:Rou Reynolds(Vo) Chris Batten(B) Rob Rolfe(Dr)
Interviewer:KAORU
-「Gap In The Fence」から「Havoc B」に行く流れなども面白かったです。
C:確かにあの曲の流れは、数秒のブランクがあるにしても、一つの曲みたいに感じられるだろうね。
Rob:シンセのラインはRouが考えたんだけど、凄くいいラインだよね。
-アルバム全体を通して聴いていて、全然飽きないというか。全体的に流れが絶妙でした。
Rob:ありがとう。基本的にアルバムを最初から最後まで、全てを通して聴いてもらいたいと思って、流れを意識して作ったからね。
-「The Jester」は特に好きな曲なんですが、BEASTIE BOYSの「Sure Shot」を彷彿とさせるジャジーなイントロから、QUEENS OF THE STONE AGEの「No One Knows」のようなリズムに繋がっていくという、面白い構成になっていますよね。
Rou:この曲自体は完成するまでに2~3ヶ月かかったんだ。色んなアイディアを試しながら作ったんだけど、今考えてみると、原型からどんどん違う方向にいっちゃった曲ではあるよ。
Rob:うん。アイディアを少しずつ積み上げていって出来た曲だよね。
-次回作も楽しみにしていますね!さて、11月にはTHE PRODIGYと一緒にツアーを回る予定のようですが、これはどういう経緯で決まったのでしょうか。因みにENTER SHIKARIとTHE PRODIGYだけのカップリング・ツアーなのですか?
Rob:うん。俺達だけのカップリング・ツアーだよ。実は俺のところに、Liamから直々に連絡をもらったんだ。Liamが「ENTER SHIKARIは今決まってるツアーをキャンセルしないとダメだな。だって俺達と一緒にツアーするんだから!」って言ってて、最初は何がなんだかわからなかったけど・・・。実現するのが本当に楽しみだよ。
-THE PRODIGYには影響は受けているのでしょうか?
Rou:もちろん大好きだよ!凄く影響を受けてる。
Rob:よくインタビューされる時、今後一緒にツアーをしたいバンドは?って聞かれた際には、ことあるごとに「THE PRODIGY!」って答えてきたんだよね。本当に嬉しいことだよ。
-最後の質問になります。あなた達はUNITY(結束)を重んじているバンドですが、世の中を見ていて、具体的にどんな時に結束が必要だと感じますか?
Rou:過去の歴史を見てもわかると思うけど、何か世の中に変化をもたらすべき時には、みんなで声を上げていかなきゃいけない。その時こそ"結束"が必要になってくるんじゃないかな。
-例えば、もしもあなた達が考えた政策が実現するとしたら、どんな政策を打ち出しますか?あまり難しく考えずに、シンプルでいいのですが。
Rob:戦争の全面禁止だね。全世界の。そして、全ての武器を破壊すること。