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INTERVIEW

THE QEMISTS

2009.07.07UPDATE

2009年07月号掲載

THE QEMISTS

メンバー:Liam Black(Gt)

インタビュアー:KAORU

-「Let There Be Light」「Iron Shirt」は、イギリスでアンオフィシャルだったトラックを日本限定でオフィシャルトラックとしたそうですが、この2曲を収録するにあたって新たに手を加えた部分などはありましたか?

いや、あまり変えてはいないよ。二つとも結構前に作られた曲だし、元祖ケミスツ・サウンドって感じなんだ。俺達のそういった初期の作品をこのEPに入れるのもいいんじゃないかと思った。だから変にモダンにしようとするのはやめて、そのまま使うことにしたんだ。皆に、初め俺たちがどういうサウンドからスタートしたかを分かってもらえるしね。日本のファンには、そういうのも全部知って欲しいと思ったんだ。皆には俺たちについての全てを分かっていて欲しい。ひとつ残らずね。皆も全力で僕らをサポートしてくれてるし、それが伝わってくるから、僕たちも同じ様にできるだけたくさんの要素を届けたいと思ってるんだ。日本のファンの為だけの限定モノをこれからも作り続けていきたいと思ってるよ。日本は僕らにとって特別なんだ。

-「Let There Be Light」「Iron Shirt」は何年くらい前に作られた曲なのでしょうか?

うーん、多分3年半から4年くらい前じゃないかな。4年以上前ではないはず。

-THE QEMISTSの曲の中で一番古いものは何ですか?

きっと、限定でたった数百枚しかリリースされなかったヴァイナルの「React And Generation」じゃないかな。今となってはすごくレアだよ(笑)作ったのは4年半前くらいだったと思う。実はちょっと前に改めて聴いてみたんだけど、やっぱり今のサウンドとは結構違ってた。でも俺はあのサウンドも好きなんだ。あのサウンドがあったからこそ今の俺たちがあるわけだし、あの当時だって、自分たちのやっていることに誇りをもって活動していたからね。今になってもあの曲は好きだな。

-どんなサウンドなんですか?

今よりもっとドラムンベースだったよ。もっとロック色が少ないんだ。

-「S.W.A.G.」はENTER SHIKARIがリミックスを手がけていますが、メタリックなアプローチではなく、ダンス・ミュージック的な仕上がりになっていますね。ご自身ではこのリミックスを初めて聴いたとき、どのような印象を受けましたか?

そうだね。ダンス・ミュージックというかダブ・ステップというか。ENTER SHIKARIは彼らの境界線を越えたくて、こういったリミックスをやってみたと思うんだけど、聴いてわかるように、その結果本当に良い作品が出来上がったんだ。彼らはヘヴィ・ロックとかメタルのバンドだから、今回のリミックスが、他の音楽をやってみるのに良いきっかけになったんじゃないかな。素晴らしい仕上がりだよね。うまく自分たちの可能性を拡大したと思う。俺たちも嬉しいよ。始めて聴いたときは、確かにダンスっぽかったことにちょっと驚きはしたね。でも同時にすごくエンジョイした。最高だと思ったよ。

-ENTER SHIKARIのメンバーにインタビューをさせてもらったことがあるのですが、とてもTHE QEMISTSと近い感性を持っている人たちだなという印象を受けました。ENTER SHIKARIのメンバーとは交流が深いようですが、あなた達はENTER SHIKARIに対してどのような印象を持っていますか?また、彼らの新作はお聴きになりましたか?

彼らはすごく才能のあるミュージシャン且つソングライター達だよ。自分たちの作る音楽にすごく真剣なんだ。力を振り絞って、限界の限界まで出来る限りのことにトライして、時間を費やすんだ。その辺が俺たちと似てるかも。あと彼らはダンスをベースにした音楽も聴けばワイルドな音楽も聴くんだけど、そこも共通点のひとつだね。俺たちは同じ見方を持ってるんだ。色々な音楽を聴いて、それぞれスタイルを繋ぎ合わせるところとか、自分たちの活動範囲に境界線を張らないところも同じさ。彼らの新作はまだ聴いてないよ。一緒にツアーをやってたときに、何曲か演奏してるのは聴いたけどね。

-では彼らとの違いは?

そうだなあ、聴く音楽が幅広くて、色んな音楽の要素を取り入れるのはお互い同じだから、やっぱり違いといったら、影響された音楽でどのジャンルが大きい範囲を占めるかだろうね。彼らはメタルに大きく影響を受けているけど、俺たちはもっと、RAGE AGAINST THE MACHINEみたいなロックに大きく影響されてる。そのくらいだと思うよ。

―THE QEMISTSは夏に向かって更に忙しくなっていくわけですが、ライヴ活動と平行して曲作りも行っているのでしょうか?

やってるよ。セカンド・アルバムの制作にはもう取り掛かり始めてるんだ。来年の初めまでに完成できればと思ってる。今はまだ始めたばかりなんだけど、もう少ししたら、協力して欲しいシンガーやコラボしたいアーティストたちにアプローチをかける予定だよ。