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INTERVIEW

HEY MONDAY

2009.07.03UPDATE

HEY MONDAY

Member:Mike Gentile(Gt) Alex Lipshaw(Gt) Elliot James(Dr)

Interviewer:MAY-E

-昨年のFALL OUT BOYのジャパンツアー東京公演で、あなた方のショーを拝見させて頂きました。若いバンドなのに安定感のある演奏とCassadeeの歌唱力にはとても驚きました。あなた方を初めて迎えた日本のオーディエンスも大変盛り上がっていましたし、大きな手応えを感じることが出来たと思います。日本でのショーはもう経験済みなので、心構えも出来たと思いますが、昨日の大阪公演での手応えはいかがでしたか?

Mike Gentile(以下:M):大阪のショーは最高に盛り上がったよ!僕らの持ち時間は40分あったんだけど、1つのステージでの演奏時間でいえばこれが今までで一番長かったんだ。これまでのようなサポートでまわるショーはだいたい30分くらいだし、オープニングアクトというのはメインアクトのために盛り上げる役目だから、全てが違っていたね。
40分のセットといっても、僕らはまだあまり曲がない。アルバム一枚でも42分しかないんだからね。プレイしたのは10曲だけど、とても気持良くやれたよ。全ての曲でキッズが飛び跳ねてくれていたし、英語の歌詞なのにシンガロングしてくれたし、日本のオーディエンスは想像以上の盛り上がりを見せてくれるんだ。
これから予定されているアメリカでのヘッドライン・ツアーにわくわくしているところさ。いよいよ僕らのファン・ベースを確認することも出来るからね。逆に、オープニング・アクトではない分、皆がお金を払って見に来てくれるわけだから、試されることも多くて不安になることもあるよ。お客さんが集まらなかったらどうしようとか、お金を払って見に来てくれたのに僕らがいまいちなライヴしか見せられなかったらどうしよう、とか色々ね。ヘッドライナーをつとめられるバンドにならなきゃなって今は思っているよ。

-初来日時はショーの前にFALL OUT BOYのメンバーから何かアドバイスがありましたか?

M:そうだなぁ、特に僕らの方から何かアドバイスを求めることはなかったけれど、一緒に4ヶ月月間ツアーをしている中で彼らを見ているだけでも学ぶことは多かったんだ。僕らは小さな頃から彼らの大ファンだったから、そんな特別だったバンドと一緒にツアーしてプレイできるなんて、まるで夢みたいな感じだったけど、バンドとしてどうあるべきか、バンドとしての一体感をどう生み出すか、そしてパフォーマンスに至るまで、本当にたくさんのことを学んだよ。人間的にも最高な人たちだしね。

-DECAYDANCEに所属するバンドは皆さん仲が良いですよね。昨年、THE ACADEMY IS…のWilliam Beckett (Vo)やCOBRA STARSHIPのGabe Saporta (Vo)らにインタビューをした際にも、レーベル内のバンド同士の強い信頼関係やリスペクトし合っている良い雰囲気を感じることが出来ました。DECAYDANCEと契約を結ぶ以前はファンだったバンドも中にはいると思うのですが、あなた方が特にリスペクトしている人やバンドは?

Alex Lipshaw(以下:A):そうだなぁ、レーベルに限らないなら、FOUR YEAR STRONGなんかは僕らが今一番ハマっているバンドだよ。ギターもドライヴィングだし、ポップ・パンクにポップ・ロックやメタルをミックスしたサウンドが最高にクールだよね! DECAYDANCEならヒップ・ホップ・アーティストのTYGAとか、GYM CLASS HEROESとか、色々だね。レーベル自体それほど大きくないから、所属しているバンドはどれも好きになるんだ。

-昨年、THE CABのSinger(Vo)とMarshall(Key)にインタビューした際、「HEY MONDAYは僕らより若いバンドではあるんだけど、きっと僕らを追い越してビッグになっていくバンドだと思う」なんて仰っていました。本国ではTHE CABと一緒にショーをやることも多いようですが、レーベルのバンドの中ではやはり彼らと一番仲が良いのでしょうか。

A:ハハハ(笑)そう、彼らとは一番仲が良いよ。さっきなぜTHE CABの名前を挙げなかったかと言えば、身近に感じすぎていて忘れていたからさ。彼らは人間としても最高だし、尊敬もしているよ。THE CABの最初のツアーで、サポートを務めたのが僕らだったりするから、お互いにとって初めてだったということで思い入れがあるんだよね。レーベルメイトとして共感するところも多いよ。

-FALL OUT BOYのWEB BLOGで、エイプリルフールのショーの様子を拝見しました。ドラムセットを叩いた瞬間、白い粉が舞ったり、プレイの最中にドラムセットを解体されたりと、Peteをはじめ先輩バンドの皆さんにイタズラされていましたね。まともにプレイ出来ずに大変だったのでは?

Elliot James(以下:E)そうなんだよ!(笑)Peteは、小学校でクラスに一人いるようなイタズラ好きの人なんだ。ツアーの最終日にああやってイタズラをされるのは、どうやらDECAYDANCEのツアーの伝統らしいんだ。だけど、どこまでイタズラをするのかがポイントになってくるよね。 あれはニュージランドでのショーの映像なんだけど、白い粉が飛んだあとにもドラムセットが一つずつ解体されていくし、他のバンドのメンバーが掃除のおばさんの格好をしてモップで追い出そうとする演出をしたりとか、ほんと最高だったよ(笑)