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INTERVIEW

KREATOR

2009.04.16UPDATE

2012年05月号掲載

KREATOR

メンバー:Miland 'Mille' Petrozza (Vo&Gt)

インタビュアー:ムラオカ

-ニューアルバム『Hordes Of Chaos』リリースおめでとうございます。本国でのアルバムリリースからもう少しで一ヶ月経ちますが、周囲の反応はいかがですか?

みんなこのレコードを気に入っているよ。世界中から物凄くいいレビューを貰えたし、それに信じられないことにチャート入りしたんだ。ドイツでは16位、フィンランドでも16位、そして久しぶりにアメリカの“ビルボード・チャート・トップ200”に入ったのさ。

-前作『「Enemy Of God』リリースから約4年経ちますね。実際に今作のアルバム制作に入ったのはいつ頃なのでしょうか?

2008年の初頭から始めて、夏までには準備が整い、スタジオ入りした。実際にはもっとたくさん曲があったけれど、時の試練に耐えられると思ったものだけを使いたかったんだ。

-あなたがたの最近のアルバムリリースは4年おきが続きましたが、比較的ゆっくりな制作ペースですね?ファンとしてはもう少し早く新作を聴きたいという気持ちがあると思うのですがこのペースが一番しっくり来るのでしょうか?

ファンの思いは分かっているが、しかしKREATORがアルバムをリリースする時には、単なる時間つなぎのような曲なんて1つもないということをファンは確信することが出来るのさ。『「Outcast』や『Cause For Conflict』でやったような気乗りのしないアルバムをリリースすることは俺にとって意味を成さない。

-今作では85年リリースの『Pleasure To Kill』以来であるベーシック・トラックをライヴ・レコーディングで収録したと聞いていますが、まさにあなたの狙った通りのアグレッシヴでダイナミックな臨場感溢れるサウンドになっています。満足のいくものになりましたか?

勿論だ。しかし当初は、かなり不安を感じていたということを認めなきゃならない。すべてをライヴでプレイするのは危険なことではあるけれども、結果的には予想していたよりも、もっとずっと良かったよ。

-プロデューサーにMoses Schneider、ミックスにColin Richardsonを起用しましたが彼らの音作りは納得のいくものになりましたか?

MP:Mosesは悪夢だった…しかし勿論、いい意味でね。彼は本当に我々をしごいたが、その成果はこのアルバムで聴くことが出来る。それだけの価値はあったよ。ミキシングに関して言えば、Colinは天才だ。この傑作が生まれたのは、MosesとColinの2人、それとマスタリング行なったニューヨークの“Sterling Sound”のおかげだ。

-前作『Enemy Of God』は、原点回帰と現代的なアグレッションが絶妙にバランスした傑作でしたね。そして今作『Hordes To Chaos』は前作の作風をさらに大きく前進させたアルバムだと感じたのですが、これは前作への高評価から自分たちのやっていることは正しいことであるという確信を得たことで、突き進むことができたのでしょうか?

ああ、その通りだ。前作の良い要素をすべて取り入れ、それを初期の頃の生々しさや荒々しさと融合させようとしたんだ。“Warcurse”や“Demon Prince”のような曲を聴いてみれば、俺の言っていることが分かると思う。

-今作は往年のスラッシュ・メタル・ファンの間だけで楽しんでもらうにはもったいない作品だと思います。BULLET FOR MY VALENTINEやTRIVIUMの若いファンにこそ聴いてもらいたい作品だと個人的には思うのですが、本国ドイツやヨーロッパではBULLET FOR MY VALENTINEやTRIVIUMのファン層とかぶっているところはありますか?

同感だ。どれかこの手のタイプのバンドと一緒にツアーをやるのを楽しみにしている。今年の夏は、これらのバンドの多くと一緒にいろいろなフェスティヴァルに出演することになっているよ。ことによると、秋には、良いパッケージ・ツアーを手配することが出来るかもしれない。

-一曲目の「Hordes To Chaos」は疾走するパートからグルーヴィなブレイクダウン、ヴォーカルを際立たせるミドルテンポのパート、激しいギターソロと、まさにKREATORの「今」がすべて詰まっている素晴らしい曲ですね? アルバムを代表してこの曲のできた経緯を教えてください。

これは今回のアルバムで最初に書いた曲だったが、曲は独りでに生まれたんだよ。ライヴの初っ端やCDの冒頭を飾るのに相応しい曲で、この先10年も長持ちするような曲を書こうとしたんだ。“Hordes Of Chaos”はまさにそのすべてを持っていると思う。

-今作を作成の上で最もこだわった点を教えてください。

『Enemy Of God』よりも良いアルバムにすること…それが主要な目標だったが、実際にその目標を達成したと思う。(笑)