INTERVIEW
EARTH CRISIS
2009.04.16UPDATE
Member:Scott Crouce(Gu)
Interviewer:Dr.Doom
-この度「TO THE DEATH」がDOOM PATROL FOUNDATIONというレーベルから日本盤がリリースされるので、そのタイミングでのインタビューとなります。まず新年早々に行われた南米ツアーはいかがでしたか?
素晴らしかったよ!LIBERATION RECORDS(註 : ブラジルのハードコア・レーベル)のやつらがとても良くしてくれたんだ。南米のファンたちはすごく熱狂的だった。またすぐにでも南米ツアーをしたいね!
-あなた方はFREYAとしても活動していたり、常にシーンで活躍していましたが、ここ10年でバンドもキッズも世代交代していると思います。そんな中でEARTH CRISISに対するキッズの反応はどんな感じでしたか?
俺たちが最後のアメリカ・ツアーをしたときはグレートだったな。若いキッズが毎晩俺たちのことを観に来てくれたんだ。そのときの盛り上がりがどんなものだったかを期待して、(今の若いキッズは)今回来てくれたんだと思う。俺はその時と同じ熱と盛り上がりを伝えられたと思うよ。
-所属レーベルが「CENTURY MEDIA RECORDS」に移籍していますよね?この移籍についての経緯を教えてください。
そうだね。以前にも実際、「CENTURY MEDIA RECORDS」と契約するギリギリのところまで来てたことが何回かあったんだ。彼らは、何年も俺たちのバンドをずっと追いかけてくれてて、だから俺たちも彼らのことを気にかけていたんだ。だから今回ここと契約したのは自然なことだったね。彼らは誠実さを曲げずに、それでいて市場の傾向をキチンと追っているレーベルだから。それは本当に珍しいことだし、次に売れるバンドが出たからって俺たちのハシゴを外すようなことはしないって思わせてくれる。
-新作『To The Death』についての質問です。リユニオンしていつくらいから新作を作ろうという考えがあったのですか? またソングライティングはいつ頃から始めたのですか?
そうだね、俺は、ここ4?5年かけて曲を書いてきたんだ。EARTH CRISISの新作を作ることがあると願ってね。この再結成については、メンバーの何人かは少し説得が必要だったけどね。でも俺は再結成ライブは、俺たち全員に対していまだに興味を持ってくれてる人がいて、俺たち自身も自分たちのバンドに興味を持っていると知らしめるものとなったんだ。
-この作品のソングライティングはどのようにして行われていますか?
俺たちは今、全員アメリカのバラバラな場所に住んでるってこともあって、作曲も前とはスタイルが変わったね。俺がほとんどの曲を自分のホーム・スタジオで書いて、他のメンバーにOKを貰うために曲を送るっていう感じだった。その間に何回か集まって曲の調整をしたりしたよ。
-特にキッズに読んでほしい部分などはありますか?
あるね。すべての歌詞が重要なんだ。ヴォーカルのKarlが本当に一生懸命、歌詞作りに取り組んでいてすべて本当に良く書けているんだ。いくつかの考えに同意できなかったとしても、他の人間の人生に対する考え方を知るというのは有意義なことだから。