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INTERVIEW

GOODNIGHT NURSE

2009.03.10UPDATE

GOODNIGHT NURSE

Member:Joel Little(Vo&Gt)

Interviewer:MAY-E

-日本デビューおめでとうございます!はじめてのインタビューなので教えてほしいのですが、GOODNIGHT NURSEというバンド名の由来はなんでしょうか?

ありがとう!!バンド名はスポーツのラグビーに由来してるんだ。実況放送のアナウンサーがトライを決めたチームに対して時々"It's Goodnight Nurse!"って言うんだよ。俺達は体が細いからとてもラグビーなんてできないけど、このバンド名は気に入っているし、今ではコンサートに来てくれる女の子たちがナースのコスプレをしてくれるんだ。

-日本デビュー作『Keep Me On Your Side』を聴かせて頂きましたが、大変気に入っております。冒頭の3曲はもちろんですが、収録曲の全てのメロディがとても秀逸で耳に残ります。本作は、具体的にどのようなサウンドを目指して制作されたのですか?

気に入ってくれてうれしいよ!!最高!!俺達はエネルギッシュで皆がシンガロングできるような曲を作るのが大好きなんだ。それはこのアルバムを作ったときに一番に目指していたことだしね。それからライヴでプレイしたときに楽しくやれるようなものにしたいと思っていたよ。あとはとにかく皆に良い気分で楽しんでもらいたいな。

-どれも素晴らしい楽曲なので難しいと思いますが、地元ではどの曲に人気が集まっていますか?私は特に「I Need This」が気に入りました。

「I Need This」は俺も気に入っている曲だよ!!ニュージーランドで最も人気のある曲は「The Night」なんだ。この曲は3ヵ月以上の間チャートのTOP40圏内に入り続けて今までで一番のヒット曲になってるよ。

-あなた方の代表曲である「My Only」は疾走感溢れるパンク・ロック・チューンですが、本作『Keep Me On Your Side』はJIMMY EAT WORLDのようなエモ・ロックのアプローチも伺えますね。前作と今作とで、楽曲制作において変化はありましたか?

「My Only」は俺達の曲の中では古いものになるけど、俺達のサウンドは俺達が好んで聴いている音楽の影響を受けて今ではとても進化したと思っているよ。「My Only」を書いた頃はNOFXとかのハイテンポの曲のバンドをよく聴いていたけど、今はもっと幅広い音楽を聴くようになったしね。JIMMY EAT WORLDはまさに俺の大好きなバンドの一つで、とても影響を受けたんだ。「My Only」のようなハイテンポでアグッレシヴな曲もやりつつ、「I Need This」のようなソフトな曲も織り交ぜながらライヴパフォーマンスできるようになったら良いなと思っているよ。

-デビュー・アルバムからのファンから、セカンド・アルバム『Keep Me On Your Side』に対してのリアクションはいかがですか?

本当に良い感じだよ。俺達は多くの熱心なファンの皆にまた迎えてもらえてラッキーだと思っている。アルバムチャートで初登場5位になったときは、これでお祝いしてもらえるなぁって思ったよ(笑)

-パンク~エモ~オルタナティヴと様々な雰囲気を持ち合わせていますが、あなた方のバックグラウンドを教えて下さい。

俺達はいろんなジャンルの音楽を聴くのが好きなんだけど、ポップパンクやオルタナティヴはその中でも特にお気に入りって感じだよ。でも、その他の音楽も聴くんだ。俺はオペラが大好きさ。(誰にも言うなよ!(笑))

-まるで光が差し込むようにカラフルで、とても温かいサウンドではありますが、アートワークが黒ベースでちょっと意外に思いました。このアートワークは何をイメージしているのでしょうか?

アルバムジャケットのアートワークを作っていたときは、全く違った感じのものにしたいなって思ったんだ。人々の目に留まって「なんだこれは?」って思わせるようなものにしたいってね。犬だと思う人もいるかもしれないし、ネズミやヘラジカじゃないかって思う人もいるみたい。オーストラリアの人たちはみんなカンガルーだと思っているみたいだけどね。でも実際のところはメスの鹿なんだ。まぁそれには特に意味はないんだけど、ただカッコよい感じだと思ってアートワークを作ったよ。

-「Milkshake」のカバーにも挑戦していますが、まるで違うバンドかと思ってしまったくらいに斬新な仕上がりですよね。この曲をカバーするに至った経緯は?また、制作時のエピソードなども教えて下さい。

2004年に半分冗談みたいな感じでこの曲、KELISの「Milkshake」をプレイし始めたんだ。この曲を取り上げて俺達の音楽スタイルを全く変えてしまったら面白いだろうなと思ったてね。だけど、やってみたら結局どんどん人気のある曲になっちゃって、今ではライヴでプレイして一番楽しい曲の一つになったな。オーディエンスの皆がジャンプするのに合ったテンポの曲だし、プレイし始めるとすぐにこの曲だって気付いてくれるしね。