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INTERVIEW

MISERY SIGNALS

2009.01.01UPDATE

MISERY SIGNALS

Member:Stuart Ross(Gt)

Interviewer:ムラオカ


-影響を受けたバンドにMESHUGGAHが挙げられていましたね? 少し前に日本のLOUDPARKというFESに彼らは来ていましたが、あなたがたはMESHUGGAHのライヴを見たことはありますか? もしありましたらライヴの感想も教えてください。

メンバーの内の何人かは、MESHUGGAHを観ているよ。僕はTOOLと廻っている彼等を観た。あとのメンバーは確か、STRAPPING YOUNG LADとの時に観たと思う。MESHUGGAHは凄く良いライヴ・バンドだ。凄くパワフルでタイトで、凄く感動的だ。MISERY SIGNALSは間違いなく、彼等に影響を受けているよ。

-MESHUGGAHの名前が挙がっているのならば、プログレッシヴ・デスメタル・バンドのCYNICやATHEISTなんかも好きではないのですか?

CYNICのことは良く知っている。シュレッドするカッコいいバンドだ。ATHEISTのことは知らないな。



-最近、80~90年代のへヴィメタル、スラッシュメタルの影響が非常に強いHARDCOREバンドが巷に溢れてきていますが、彼らのようなバンドのことはどう感じていますか?

なかなかクールだと思う。そういうスタイルのバンドで、個人的に好きなのも幾つかあるしさ。でもコメントできるほど、彼等のことは詳しくはないんだ。

-今現在、BRING ME THE HORIZONと一緒にツアーを回っているそうですね? お客さんのツアーに対する反応はいかがですか?

これが凄く面白いツアーでね。ショウに来てくれるオーディエンスは、凄く元気があって若い。で、僕達のことを良く知っている人なんて、あまりいないんじゃないかな。それは良いことであり、悪いことでもある。良い面は、僕達を観たことも、音楽を聴いたこともないようなキッズに、僕達のことを知って貰うチャンスになっている点だ。と同時に、自分達のことを知らない、大勢のキッズの前でプレイするのは、時には物凄いチャレンジでもある。そんな彼等の心を掴み、そして注目し続けて貰おうとするのは、とても大変なことだったりする。

-BRING ME THE HORIZONも日本デビューが決まったのですが、彼らのライヴは見ましたか?

BRING ME THE HORIZONは素晴らしいバンドだ。このツアーで一緒になるまでは、聴いたことはなかったんだけどさ。彼等のライヴは本当に凄いよ。彼等の新しいCD“Suicide Season”も、とってもクールなアルバムだ。

-最近注目している新人バンドはいますか?

現在THE GHOST INSIDEという、凄くクールなハードコア・バンドとツアーしている。BURY YOUR DEADミーツSHAI HULUDみたいな感じのバンドだ。カナダのヴァンクーバーもまた、良いバンドをたくさん産出しているみたいだね。A TEXTBOOK TRAGEDYも素晴らしいテック・メタル・バンドだ。それからLIVING WITH LIONSも凄く好きなバンドだ。FACE TO FACEやLIFETIMEに似た感じのパンク・バンドなんだ。もうひとつ僕が最近、凄く注目しているバンドは、POLAR BEAR CLUB。物凄く良いパンク・バンドだ。

-最近では、アルバム・リリースごとにメンバー・チェンジするようなバンドがたくさんいますが、ファン心理からすると、できるだけずっと同じメンバーでやっていてもらいたいものです。今現在MISERY SIGNALSのメンバー間の結束はいかがですか?

僕達は6年間一緒にやってきている。このラインアップでは3年だ。みんな凄く上手くやっている。バンド・メイトであると同時に、友達でもある。凄く仲の良い友達さ。実は3人一緒に住んでいるんだよ。だからツアー中も、ツアーしていない時も、一緒に過ごす時間がとにかく長いんだ。

-またバンド内で決められている、MISERY SIGNALSならではのルールのようなものはありますか?

それはないよ。MISERY SIGNALSはユッタリしたタイプのバンドだからさ。みんな互いを尊重し合い、ベストを尽くしている。互いのことを良く知っているから、“ルール”なんて敢えて作る必要もないんだよ。

-日本に再来日のような話は出ていますか?

ああ、4月のPUNKSPRING09に、RISE AGAINST、BAD RELIGION、NOFXと出演する予定になっている。凄くワクワクしているよ。

-それでは最後に日本のファンにメッセージをお願いします。

ずっとサポートしてくれて、感謝の気持ちで一杯だよ。近い将来また皆さんの前でパフォームできることを、とても楽しみにしるんだ。これを最後まで読んでくれて、僕達に関心を持ってくれて、どうもありがとう。