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INTERVIEW

COMFORT FOR CHANGE

2009.01.05UPDATE

-結成は05年だそうですが、メンバー皆さんCOMFORT FOR CHANGE(以下CFC)が初めてのバンドですか?

いや、俺とCameronとAnthonyはSTUCKMODEっていうバンドにいたんだ。フェニックスを拠点に活動してたんだけど、ロサンゼルスへ移ってからバンドが上手くいかなくなってしまって別々の道を歩むことに決めて解散したんだよ。それから1年ぐらい経って俺達はまた集まってCOMFORT FOR CHANGEを結成したんだ。

-影響を受けたと公言しているバンドはDEFTONESやGLASSJAWの他、THE BLEDや36CRAZYFISTSなどを挙げていますが、割と最近のバンドばかりですね。あなた方のバックグラウンドをもう少し詳しく教えて下さい。

俺達は皆LED ZEPPELIN, THE BEATLES,AC/DCといった昔のバンドからインスパイアされてきたんだ。影響を受けたとするそれらのバンドは、俺達が今やっている音楽の曲作りに影響を与えているのはもっと新しい世代のバンドの音楽だってことなんだよ。

-アルバム「Stories that didn't hit the page」を聴かせて頂きました。自主制作盤だそうですが、とてもクオリティが高い作品だと感じました。制作期間はどのくらいかかったのでしょうか?

このアルバムが完成するまでには2年半ぐらいかかったかな。バンドを結成した日から、こうやって今日みんなに知ってもらうようになるまでね。俺達はユニークでキャッチーな曲を書く度にMINDS EYE DIGITAL RECORDINGスタジオのLarryって人のところへ行ってレコーディングしていたんだ。

-へヴィなサウンドに乗る伸びやかなメロディーラインが心地よいですね。あなた方の楽曲は特にメロディを大切にしている印象を受けました。どのようなプロセスで曲作りをしているのですか?

基本的には、Anthonyがギターで作った曲のアウトラインを持って来てくれて、それから他の皆Steven, Cameron,Ben, Richardがそれぞれ独自の音を付け足していくんだ。その後皆集まって気に入ったものになるまでセッションするんだ。出来上がった作品に関しては皆とても満足のいくものになったと思うよ。

-いずれの曲もかっこいいですが、中でも「Remedy」は特に素晴らしいですね。アルバムを代表してこの曲の背景を教えて下さい。

実は「Remedy」って曲は初代のドラムスをやっていたヤツと作ったものなんだ。彼と作った最後の曲になってしまったんだけど。この曲は特にRichardにとっては個人的にとても大きな意味のあるもので、彼が本来あるべき自身の姿から遠ざけた原因になった個人的な問題・出来事を解決することができたんだ。Richardは、「この曲は俺を本当の意味で自由にさせてくれる曲だ」と言っているよ。ちなみにギターパートはAnthonyが書いたもので、他の皆はそれに従ってレコーディングを進めたんだ。

-CFCはNu Metal~Heavy Rockにカテゴライズされるのでしょうが、先に述べたアーティストの影響も確かに感じられることもあり、スクリーモのファンにも喜ばれるであろうサウンドでもありますね。CAGE9やDEPSWA、BLACK LIGHT BURNSらとは密接な関係にあるようですが、いわゆるワープト・ツアーに出演しそうなバンドらとの交流、又はそのファンへ向けてのアプローチなどは行っていますか?

俺達のバンドスタイルがどんなカテゴリーに分類されるかなんて気にしていないよ。もし俺達の音楽を気に入ってくれて俺達が伝えようとしているメッセージを受け入れてくれて、それだけでうれしいんだ。でも、俺達は何とかして自分達独自の音楽スタイルを築いていこうともしいる。今までになかったようなジャンルの音楽にね。