INTERVIEW
ELLIOT MINOR
2008.06.10UPDATE
Member:Alex (Vo&Gt.) / Ed (Vo.&Gt.)
Interviewer:MAY-E
-なるほど。では、まず一つ聞かせて下さい。「エモ」にカテゴライズされることに抵抗はありますか?
Alex:僕ら自身、エモにカテゴライズされることに何も抵抗はないよ。
Ed:うん、自由にカテゴライズしてくれてもかまわない。例えどんなジャンルにカテゴライズされようと、聞いている人が僕らの音楽を好きなのかそうじゃないのかってことが問題だから。
-Daily Mail紙は「エモ」を「カルトのように危険なもの」だと書いていました。Daily Mail紙だけでなく、世界的にみても「エモ」には汚名がついてまわるようになってしまいました。このエモ・シーンは今後どうなっていくと思いますか?
Alex:シーン全体が将来どうなっていくのかは、なかなかはっきりとは言えないな。時代とともに流れていくものであるからね。
Ed:UKのロックのファンの子達を見ても、エモのファッションをした子がとても多いんだ。もともと、「人と違ったことをやりたい、個性を出したい」という一部の考えから派生して、それがどんどん広がって、それが今や世界的なシーンになった。そして同時に、影響力も持つようになったわけだから。
Alex:僕らの音楽もそういうエモのファンの子達に支持をされているのは、つまりマイナーであり、暗さも持ち合わせているからだと思うんだよね。僕らのファッションを見てもらえば分かるけど、僕ら自身も黒いファッションが好きなんだ。人間のダークな部分を醸し出している部分も確かにあるしね。
-では、将来どんなバンドになりたいですか?
Alex:幅広い音楽性のあるバンドになりたいと思っているよ。ロック・バンドって色んなスタイルのバンドがいるけど、一つのカテゴリに限定されない、色んなことにチャレンジしていくバンドでありたいね。
-今、チャレンジしてみたい楽器やサウンドはありますか?
Ed:そうだなぁ、考えたことなかったなぁ・・・。
Alex:ディジュリドゥ(※オーストラリアの原住民アボリジニーの民族楽器-笛状の木管楽器-)とか使ってみたい!
Ed:じゃあ僕は、ライブでチャーチ・オルガン(※教会においてある大きなオルガン)を使ってみたいな!
-チャーチ・オルガンをライブで使用したことはありますか?
Alex:いやぁ、まだないよ。ライブではキーボードでやっているんだ。
Ed:そう、レコーディングでは使用したんだけどね。