INTERVIEW
JOB FOR A COWBOY
2008.04.17UPDATE
2012年04月号掲載
Member:Ravi Bhadriraju(Gu)& Jonny Davy(Vo)
Interviewer:ムラオカ
―今後の方向性としてはより純粋なデスメタルサウンドの方に傾倒していくのでしょうか?
J:そうだね。もう少し若い頃はハードコアを聴くこともあったけど、最近ではデスメタルの方が気に入っているんだ。あとは俺たちの間には以前メンバーチェンジがあったんだけど、そこで辞めたメンバーがデスコア、ハードコアの要素を持ち込んでいたって言うのもあるだろうな。
あとはデスメタルというジャンルの中でも似たようなことをやっているバンドが多いけど、俺たちはその中でも新しいサウンドを追求していきたいと思ってるよ。
―話は変わりますが、「METAL BLADE」との契約が決まった経緯を教えてください。
J:契約する前は地元でライブをやっていて、INTO THE MOATやAS I LAY DYINGが来たときに彼らのサポートをやったんだけど、その時に「METAL BLADE」の社長のブライアンが見に来ていて、俺たちのことをまだまだ成長する可能性を秘めているバンドだと感じてくれたんだと思うよ。
―EPの段階からかなりの話題になっていましたので「METAL BLADE」以外からも声がかかっていたのではないのですか?
R:確かに他からもオファーがあったよ。ただ「METAL BLADE」は一番条件が良かったし、なんと言ってもバンドのことを親身になってサポートしてくれそうだったのが彼らだったんだ。
J:条件の内容は別にして、俺たちに一番似合うレーベルは「METAL BLADE」だと思ったし、このレーベルに所属しているたくさんのバンドのファンでもあったしね。―私は川崎の公演を見させていただいたのですが、かなりタイトな演奏でしたね!あなたがたは普段はパーティーなどでバカ騒ぎしているタイプではなくスタジオにこもって練習しているタイプなのではないでしょうか?
R:俺たちは完璧主義なんだ。
ただ別にパーティーが好きじゃないってわけではないよ。
ただ一番大事なのが音楽だってことは共通の認識だから、ライブが終わったあとは必ず反省会はしてるよ。
―初の日本ということで緊張をしていると感じたのですが?
R:ノーノー!全くそんなことはないよ(笑)!
J:ただ最初は日本のキッズになにを期待していいか分からなかったのは確かだよ。
―日本でライブをしに来た欧米のバンドの多くは演奏と演奏の間に静まり返っていることにかなり驚くようです。なのでMCしながらも、もっと騒げよ!とかすっごい静かだな!なんてトークを必ずしていますが、あなたがたは曲間の静寂に驚かなかったですか?
R:俺たちも他の日本に来たバンドの意見に全く持って共感するよ。いつもだったら曲間でもみんな騒いだり叫んだりとかなりラウドだからこの違いには驚いたね!
もしかしたら俺たちの時だけなのかと思ったけど、昨日のARCH ENEMYのライブでも全く同じだったからこれが日本では当たり前なんだなと理解できたけどね。
でもこれは実は良いことなんじゃないかな。アメリカなんかではただ騒ぎたいだけのやつとか、友達に会いに来ているついでにライブを見ているやつなんかもいるけど、日本のオーディエンスは100%ライブに集中しているってことだろ!?
―ARCH ENEMYとSHADOWS FALLとの共演は初めてですか?
R:SHADOWS FALLとは去年フェスで共演しているけど、ARCH ENEMYは初めてだったな。オレはARCH ENEMYのギターのマイケル・アモットや彼の以前のバンドのCARCASSの大ファンだしホント共演できたのは光栄なことだと思ってるよ。
―以前あなたがたはオーストラリアでPICTURE THE ENDと一緒にツアーを回ったと思うのですが、彼らがあなた方のことを大酒のみで最高なやつらだったとおっしゃっていましたよ!
J:・・・・・
しきりに考えているが思い出せない様子(爆)
R:YES、YES!!覚えてるよ!
オーストラリアで案内してくれたり良いやつらだったよ!
―今後のツアーの予定を教えてください。
R:ジャパンツアーが終わるとしばらくオフが続いて、それからはMEGADETHがヘッドライナーのGIGANTOURに参加するよ。その後また少しオフがあって、それからヨーロッパでダウンロードフェスやバッケンに出演することになるよ。
―日本にもLOUDPARKというメタルフェスがありますよ。
J:LOUDPARKのことは聞いて知っているよ!
俺たちも機会があればぜひ出演したいと思っているよ。
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