MENU

激ロック | ラウドロック ポータルサイト

INTERVIEW

PROTEST THE HERO

2007.04.02UPDATE

PROTEST THE HERO

Member:Rody (Vo.) / Luke (Gt.)

Interviewer:ムラオカ

-それはオリジナルなサウンドの裏返しなのでしょうね!?

カテゴライズすることが好きな人にとってはメタルなりパンクなりスクリーモに当てはめようとするんだけどなかなかうまくいかないみたいだよ。

- ボーカルのロディに質問です。あなたの伸びやかなハイトーンボーカルは最近のよくいるscreemoバンドやメタルコアバンドとは違い、オーセンティックなメタルバンド、例えばDREAM THEATERのジェイムス・ラブリエやIRON MAIDENのブルースディキンソンなどを感じさせる点もありますね。今も若かりしころのJUDAS PRIESTのTシャツを着ていますし、オーセンティックなへヴィメタルはよく聴きますか?

オーセンティックなメタルバンドへのリスペクトは僕にとって非常に重要なことなんだ。特に若者の間ではそういったメタルってあんまり尊重されていない気がするんだよね。だからジェイムス・ラブリエやロブ・ハルフォード、ブルース・ディッキンソンなどのメタルのシンガーは大好きなんだけど、実はもっとも尊敬しているボーカリストはアンドリュー・ロイド・ウェイバーなんだ。
※注)
彼はメタルシンガーではなくオペラシンガーなんかをやっている人なんだけど、オペラシンガーってオーセンティックなメタルシンガーと多くの共通点があると思うんだ。

-メタルだけではなくオペラやミュージカルも好きとのことでしたら、将来的にQUEENSRYCHEの「OPERATION:MINDCRIME」のようなコンセプトアルバムでライブとオペラの融合を試みてはいかがですか?

このアルバムではとてもできないけど、将来的にはたくさんのスタッフや豪華なセットを組むような予算を得られればぜひやってみたいことだね!

-ギターのルークに質問です。あなたの弾いているギターソロやリフはスリーコードでできてしまうような単純なものではありませんよね?作品からもライブからも非常に複雑でテクニカルだということが伝わってきます。あなたは今に至るまでどのくらい練習をしてきたのでしょうか?

ギターを始めたばかりのころは一生懸命練習し続けることができないタイプの子供だったんで練習してはテレビを見たりとあまり集中して練習していた記憶はないな。最近では1人で練習することはほとんどなくなったよ。でもバンド全体では今でも相当練習を積んでいるよ。特に新曲を作ったときなんかは5時間連続でスタジオにこもって練習し続けるなんてことも結構あるよ。

-現在結成して約6年経っているようですが、まだ一度もメンバーチェンジを行なったことはないのでしょうか?

実はメンバーチェンジしたことがないんだよね。そこが僕たちの変わっているところなんだ。
最近のバンドの多くはパンツを替えるようにメンバーも替えてしまうよね!?だけどぼく達はメンバーもパンツもまったく替えようとは思わないんだ(笑)
臭かったらごめんね!

-大丈夫ですよ。こちらには臭ってこないので(笑)

(対面に座っている状態で)こっちに座ったら臭ってくるよ(笑)

-いえ、遠慮しておきます(笑)

-あなたがたの最終的な目標はなんでしょうか?

一番の願いはできるだけ長くこのバンドを続けていくことかな。友達のバンドの多くは志半ばで解散してしまっているバンドばかりだから、ぼく達は一歩一歩は小さくてもずっと続けていきたいと願っているよ。

こうやって日本に来たようにいろいろな国をツアーできればいいのであって、世界一のバンドになってやろうとかという野望は特に持っていないよ。

永遠に続くものなんかないのはわかっている。だけどできる限り長く続けていってチャレンジし続けていきたいと思っているよ。

-インタビューありがとうございました。セカンドアルバムも期待しています。また日本にもぜひいらしてくださいね!

そうだね!
またこうやって日本に来たいと願っているよ。