MENU

激ロック | ラウドロック ポータルサイト

INTERVIEW

FLYLEAF

2006.05.06UPDATE

FLYLEAF

Member:LACY(Vo.)

Interviewer:ムラオカ 通訳:TSUKASA

-激ロックというラウドミュージックのフリーペーパーを発行しています。初めてのインタビューとなりますがよろしくお願いいたします。本国でのリリースから約一年が経ち、ここ日本でもようやくアルバム発売の運びとなりました。遠い海の彼方のアジアでアルバムがリリースされるというのはいったいどんな気持ちになりますか?

ほんとに凄いことだと思うわ。その事実に圧倒されてしまうわ。圧倒されてしまって怖いくらい。実際に自分で行って、自分で確かめられることが本当に楽しみよ。

-アメリカではビルボードチャートに連続5週チャートインしたとのことですが、快調なすべりだしですね!

ありがとう。自分でも信じられないくらいだわ。

-デビューアルバムから自分たちのバンド名をアルバム名に付けることは珍しいと思うのですが、これはあなたたちの1stアルバムへの自信のあらわれでしょうか?

そういうわけではないんだけど。"フライリーフ“という名前は、ベースのパットが考えてきたものなんだけど、本の一番前と一番後ろにある白紙を意味するんだけど、ストーリーが始まる前と終わった後の「頭をクリアにする」という意味でもあるの。クールだと思ったので、それで決めたのよ。

-ボーカルのLACEYは19歳と聞いているのですが、他のメンバーも同い年くらいなのでしょうか?

そうね、彼らは2つ年上よ。

-あなた方と同年代のバンドにはEMO、SCREAMO、METALCOREのバンドをやっている方の方が圧倒的に多いと思います。EMO、SCREAMO、METALCOREをやろうとは思わなかったのですか?

うーん。ジャンルとかそういうのを特に意識したことは無いわね。でも、私達はその全てをミックスしてると思うけど。

-LACEYとJAMESがバンドを始めたときまだLECEYは14歳だったのですね!?バンド名は変わったとはいえ初めて組んだバンドでメジャーデビューをしてビルボードで「TOP PACE SETTER」に選ばれるなんてまさにアメリカンサクセスストーリーと言えますよね!!あなた方自身環境の変化に驚きませんか?

そうね。(バンドを)始めてから今まで、とにかく今自分の前にあることだけを見て走り続けてきただから、振り返ってみるとびっくりすることもあるわ。自分達でお金を貯めて、NYまでショーケースをしにいって、そしてOctone Recordに決まって、Firmの人達と会って・・・、ツアーが決まっていって・・・気が付いてみたらここにいた。でも、私はいつも話しているんだけど、あまり先のことを考えないで、目の前に開かれたドアに入っていくことだけを心掛けて生きてきた。いつも感謝の気持ちを忘れないようにしながらね。

-いくつか1stアルバムについて聞かせてください。
1STアルバムを作るうえでもっとも重要視したことはなんですか?

それは歌詞の面で?それともサウンドの面で?

-では、歌詞の面でお願いします。

曲によって違うんだけど。全体的なことで言えば、皆に"希望“を与えるということかな?私はシングルマザーの元で育って、楽な生活ではないところで育ったけど、辛い経験も乗り越えると、何かしら良い結果も生まれてくるから・・・私たちは、そんな希望を、今現在も辛い時期にいるオーディエンスに、音楽を通じて伝えていきたいと思ってるわ。

-アルバム制作においての苦労話などがあれば教えてください。

苦労話というか、プロデューサーのハワード・ベンソンと最初に仕事をし始めたときにちょっと衝突したくらいかしら?私たちの細かい音に対しての拘りを全く無意味なものだと言われて。要は、重要なのは声と、メッセージだっていうことだったんだけど・・・でも、結果的にはその彼のディレクションのお陰で、自分達が一番伝えたい事を伝えるアルバムができたわ。

-メンバーの中にはグランジなども好んで聴くメンバーがいるのでしょうか?3曲目のPERFECTなどの曲ではギターリフや曲の展開にNIRVANAなどのグランジの影響を感じることができますが?

そうね、私がそうよ。ニルヴァーナの大ファン。

-LACEYの歌唱は19歳とは思えないほど成熟しておりオリジナルなスタイルも確立していると感じました。自分では自分のボーカルスタイルをどう思いますか?今後どういった方向に進んで行きたいのでしょう?目標とするボーカリストはいますか?

目標にするヴォーカリストは誰?っていう質問を前も受けたんだけど、ほんといないのよね。