DISC REVIEW
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YELLOWCARDが、再結成後初となる実に9年ぶりのアルバムをリリースした。全体的には、ワクワクするような疾走感とグッとくるエモーショナルなメロディが満載の、まさに王道のエモ/ポップ・パンクといった内容。Travis BarkerプロデュースだけあってBLINK-182っぽい曲もあるなと思ったら一時期BLINK-182のメンバーでもあったALKALINE TRIOのMatt Skibaがゲスト・ヴォーカルだったり、破壊的に切ないバラードだと思ったらAvril Lavigneとのデュエット曲だったり、そんななかでもYELLOWCARDらしさの象徴でもあるヴァイオリンの響きが際立つ楽曲が光っていたり。全方位的にファンを喜ばせる要素に満ちた復活アルバムだ。 山本 真由

























