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DISC REVIEW

Sono nanika in my daze

自主レーベル"0A"設立とともに届けられたAge Factoryの6thアルバム。鋭く研ぎ澄まされた音と言葉、そして傷付くことを恐れず歩みを止めない気迫が、この作品にはそのまま刻まれている。ハードコアな咆哮、ヒップホップの実験性、アンセミックな叙情性までを内包した楽曲群は、バンドの音楽が今確実に広がっていることを証明してみせた。YDIZZY(kiLLa)やlil soft tennisといった同世代ラッパーとの共演も、信頼と刺激に満ちている。全曲のミックスとマスタリングを担った西口直人(Ba/Cho)の手腕にも注目。混沌の中でも美しさを手放さないこの一作に、"その何か"を探し続ける彼等の旅路が鮮やかに響いている。 横山 開