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激ロック | ラウドロック ポータルサイト

DISC REVIEW

SiX YEVRS.

2024年1月から本格始動した5人組バンドによる初のフル・アルバム。エレクトロニコアな「Shut up.」や、壮大な展開を見せる「NEVER ENDiNG STORY.」、叙情的な「i Miss you.」など、バンドの首謀者でありソングライターを務めているヴォーカル Tatsuki Nakanishi.がこの6年間で生み出してきた楽曲を収録。どれもハードなバンド・サウンドを軸にしつつも、メロディアスでそれぞれの個性が際立った全13曲になっている。怒りも悲しみも喜びもすべて音と言葉に乗せ、ここから世の中をひっくり返していこうとしている強烈なまでの決意を感じさせるものばかりだが、中でも"夜明が来ない 令和三年"という歌い出しから始まるスロウ・ナンバー「終焉」がとにかく強烈。 山口 哲生