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DISC REVIEW

Graveside Confessions

一時期の解散期間を挟んだものの、デスコア・シーンの黎明期から継続的にリリースを重ねるCARNIFEXが、2年ぶりの新作を発表した。シンフォニックなアレンジ、ブラック・メタル由来のコードやトレモロなど近作で取り入れた要素に磨きをかけつつ、デスコアらしい重量感を保った超攻撃的サウンドは文句なしの格好良さ。Mick Kenney(ANAAL NATHRAKH etc.)がプロダクションを手掛けた、エッジの効いたゴリゴリなサウンドも強度に拍車をかけている。アヴァンギャルドなホーンが躍るTrack.4や、原曲の不気味さをうまく残しつつブルータルに解釈したKORN「Dead Bodies Everywhere」のカバー、1stアルバム『Dead In My Arms』収録曲の再録も聴きどころ。 菅谷 透