DISC REVIEW
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我が国にガールズ・メタルの文化を根づかせた立役者と言えば、この方々。35周年を迎えた今、全編英詞アルバムを発表し、そこに冠せられているのは決戦の時=SHOWDOWNというタイトルだ。ALCATRAZZの作品への参加でも知られる若井 望(DESTINIA/SHORTINO)をプロデューサーに、ミックス&マスタリングには欧州トップ・エンジニア Jacob Hansenを起用しているほか、「Heavy Metal Feminity」では独のメタル・シンガー Doro Pesch女史がゲスト参加し、「私は嵐」の英語版セルフ・カバーも収録され、海外も意識したつくりになっているところが大きな特徴となる。日出ずる国のガールズ・メタル・シーンの頂にはSHOW-YAあり、を改めて証明する1枚。 杉江 由紀