MENU

激ロック | ラウドロック ポータルサイト

DISC REVIEW

Boo&Coo

Free Aqua Butterfly

『Boo&Coo』

Release Date : 2020-03-04
Label : MARKEYSstation

大阪を拠点に活動している男女混成4人組による2ndミニ・アルバム。バンドの武器であるあきらと早希によるツイン・ヴォーカルをうまく生かしつつ、重厚なギター・リフを轟かせるメタル成分の多い「Re:Life」や、ポップとヘヴィを激しく行き交うめまぐるしい曲展開を、ドラムの超絶技巧が支えつつも盛り上げる「NEVER」、ミクスチャー/ラップ・ロック的な要素も色濃く、サビにセットされているシンガロング・パートからも、フロアの熱狂が容易に目に浮かんでくる「STAGE」など、全編にわたって実に賑やかだ。バンドがこれまで発表してきた楽曲よりも、ハードさを帯びたサウンドを展開しているが、そのなかでも多くの人たちの心を掴むキャッチーさを忘れていないのが、このバンド最大の特徴であるだろう。 山口 哲生