DISC REVIEW
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東京都内を中心に活動中の、人間の感情起伏をテーマに、エモ・ラウドロック・サウンドを奏でる若手5人組バンド、NAVY NOVAによる初ミニ・アルバム。Track.1「世界最後の日」やTrack.6「Beautiful lie」のように、ヘヴィなポスト・ハードコア/ラウドロック由来の楽曲もあれば、美しいピアノの同期音が映えるTrack.5「abyss」、アコースティック・バラードのTrack.7「皐月雨」のような曲もあり、ジャンルを越えて非常に多彩な表情を見せる1枚が完成した。また、いずれの曲もむらなく高水準に作り込まれており、今現在、そして将来の彼らの成長っぷりを思うとワクワクさせられる。"蒼い衝動"を秘めたニューカマーの登場に、今ならまだ間に合う......必聴の1枚だ! 宮久保 仁貴