DISC REVIEW
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さわ(Vo/Ba)の喉の不調で活動を休止してから約1年。愛媛発の男女ツイン・ヴォーカル・メロディック・パンク・バンド LONGMANが、ミニ・アルバム『WALKING』で完全復活! ライヴSEのようなインスト曲から幕を開けると、続く表題曲では"これぞLONGMAN"と言える疾走感溢れるメロディに乗せ、これからの活動への決意や"また時計は進んだ"と復活の喜びを歌う。"WALKING"というタイトルには、休止中も歩みを止めていなかったという意味も込められているのだろうか。全体を通して"音楽を届けたい"という想いが溢れていて、"ただいま!"と言っている彼らのキラキラした笑顔が頭に浮かぶ。歌える喜びを改めて実感したLONGMANのこれからに胸が躍るのは、きっと私だけじゃないはずだ。 渋江 典子