DISC REVIEW
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オハイオ州出身のメタルコア/ポスト・ハードコア・バンドの通算4枚目となるニュー・アルバム。本作は、過去ATTILAやISSUESなどを手掛けた腕利きのエンジニア、Erik Ronをプロデューサーに迎えており、もともとのバンドの持ち味である超ヘヴィなChug要素のあるゴリゴリなブレイクダウンはさらに鋭さを増しつつ、その反面、Track.2「Nowhere Left To Sink」を中心に、力強く歌い上げられたクリーン・パートやハイフレット多用のエモーショナルなフレーズが増え、より爽快でストレートにカッコいいスクリーモ/ポスト・ハードコア要素を併せ持った快作に仕上がっている! 時代を経ても、"マスターピース"は間違いなく語り継がれるが、まさしく今作こそがそう呼ぶに相応しい! 宮久保 仁貴