【LIKE MOTHS TO FLAMES　Biography】
国内アーティストではCROSSFAITH、LOST、NEW BREEDなど、国外アーティストではTRAGIC HEROと契約しGREELEY ESTATES、THIS ROMANTIC TRAGEDYなどの国内盤をリリース、またTHE CHARIOT、HE IS LEGEND等の国内盤もリリースしている日本を代表するスクリーモ／メタルコア・レーベルの1つ、『ZESTONE RECORDS』からまた1つ、素晴らしい作品がリリースされることとなった。それがこのLIKE MOTHS TO FLAMESである。インタビュー中にもあるとおり、アメリカでは"あのRISE RECORDS"からリリースされているという大注目のバンドである。
なぜ彼らがそこまで注目されているかという一端には、EMAROSA、AGRACEFULを渡り歩いてきたカリスマ・ヴォーカリスト、Chris Roetterがバンドの核であるということも大きい。ChrisはAGRACEFUL解散後、オハイオ州出身のメタルコア・バンド、TERRAFIRMAのメンバーたちと意気投合しLIKE MOTHS TO FLAMESを結成。元BEFORE THIER EYES、現THE PILOT IN YOUのヴォーカル、ギターのLandon TewersがプロデュースしたデビューEP『Sweet Talker』でいきなりRISE RECORDSと契約を勝ち取る。バンドはベーシスト脱退からツアー・キャンセルという困難も乗り越え、今作『When We Don't Exist』をデビューからわずか1年で完成させた。

－LIKE MOTHS TO FLAMES（炎へ向かう蛾のように：日本で言う"飛んで火に入る夏の虫"に似た慣用句で、抗い難く危険なものに引き付けられること）というバンド名は非常に文学的ですね。このバンド名に決定した経緯を教えてください。

バンド名はTHRICEの曲名（『Vheissu』(05年)収録の「Like Moths To Flame」）から取ったんだ。俺たちにはぴったりの名前だと思ってるし、面白いバンド名だろ。

－『When We Don't Exist』リリースおめでとうございます。LIKE MOTHS TO FLAMESにとって初の作品となりますが、アルバムが完成した今の気持ちを教えてください。

これ以上に嬉しいことはないよ。このアルバムの出来には本当に満足しているし、これからこのアルバムが俺たちに何をもたらしてくれるか楽しみでしょうがないよ。

－去年11月に結成、それから1年でフル・アルバムをリリースとはすごいスピードですね。バンド結成以前からメンバーの誰かが書き溜めていた曲のストックがあったのでしょうか？

最初は曲は一曲も無かったんだ。バンドとしてどんな音楽をどんな方向性でやって行くかってことしか結成時には無かったな。