MENU

激ロック | ラウドロック ポータルサイト

DISC REVIEW

Final Crusades

Alphoenix

『Final Crusades』

Release Date : 2017-04-12
Label : Walkure Records

メロデスに日本語詞を乗せるスタイルで出発した彼ら。この1stアルバムはメタリックなエッジ感はそのままに、アコギを使用したトラディショナルな空気感やストーリー性のある曲調を揃え、バンドの枠組みを広げた野心作である。メタルコアやハード・ロックのテイストも忍ばせ、ヴォーカルの表現力も格段に豊かになった。また、メンバー内に3人の作曲者がいることで、異なる楽曲アプローチを取っていることも作品の幅に繋がっているようだ。今回は窪田道元(AFTERZERO/THOUSAND EYES/UNDEAD CORPORATION)、Ryoji(GYZE)、Shoichi(ex-INHALE/Ghouls Attack!)などゲスト・ヴォーカルも多数参加し、楽曲を力強く援護射撃している。バラード風の「Noir Rain」は白眉。 荒金 良介