DISC REVIEW
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ん？ 昔聴いていたCDと間違えてかけてしまったかな？ この作品を聴いて、そんな懐かしいような感覚が蘇った。純度100パーセントなロックンロール・サウンドを気持ちよく掻き鳴らす5人組が放つこのデビューEP、大当たりだと宣言しておこう！ 見た目もヴォーカル・スタイルもまるでAxl RoseなSEKU（Vo）の存在感は際立っており、ロック・スター然とした佇まいになんだか嬉しくなるし、もちろんそのサウンドを支える楽器隊の演奏も素晴らしく、完全なる80～90sリバイバルの渦に聴き手を巻き込んでいく手法には称賛を送りたい。表題曲のTrack.1は言わずもがな、AC/DCやAEROSMITHが好きだったな、なんて郷愁に浸ってしまうTrack.2と3、そしてこの手のバンドには欠かせない泣きのバラードTrack.4もばっちり収録！ いつまでも聴いていたいと思わせる愛おしい1枚だ。 今谷 重治
