DISC REVIEW
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クラブ・ミュージックの本場、ドイツより新たな逸材が現れた! 兄貴分ESKIMO CALLBOYのツアー・サポートなどで注目を集めている6人組、TO THE RATS AND WOLVES。洗練されたエレクトロの要素と、ゴリゴリのメタルコア、そしてそれだけにとどまらずクリーン・パートのメロディのクオリティも高く、なかなかの実力者だ。アゲアゲな面とクールな面のバランス感覚もいい。メタルコア・シーンだけでなく、幅広いラウドロック・ファンにリーチしそうな普遍的なポップ・センスも光り、ライヴ・パフォーマンスにも期待が持てる。ミュージック・ビデオで見せる奇抜なフェイス・ペイントなど、ワイルドでちょっと個性的な外見も魅力的な彼らのこれからにご注目! 山本 真由