DISC REVIEW
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愛知県を中心に活動しているVIO SYSTEM DIVIDEの12年振りとなる2ndアルバム。世界を意識した英語詞に、クリーンやデス・ヴォイスを巧みにスイッチさせる表情豊かなヴォーカル・スタイル。スラッシュやメタルからの影響を感じさせるギターも、しっかりと最先端のプレイを取り入れている。MESHUGGAHやRUSHをフェイバリットに上げるのも頷けるこだわりのリズム・セクションとプログレ的な楽曲構成。ブラストビートを上手く挿入するなど展開の妙も好印象。基本的にはメタルにカテゴライズされてはいるが、サイバーであったりハードコアであったりとジャンルに囚われないオリジナリティ溢れる独自のサウンドであるという点も特筆したい。 藤崎 実
