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激ロック | ラウドロック ポータルサイト

DISC REVIEW

Girly Boys

モッシュできるアイドル・バンド"モシュドル"を標榜する5人組。昨年9月に1stアルバムでデビューした彼らが4曲入りシングルを完成。表題もかなりのインパクトだが、ポップとダークの二面性を表現したコンセプチュアルな内容になっている。確かにボーイズ・グループからメタルコアまで極端に振り切れた音像は、シャッフルで曲を聴いてるような凄まじいギャップ。前半2曲はピコピコの電子音を配した爽やかなパワー・ポップでシンガロング必至のメロ全開、後半2曲は一気に日が沈む闇感に満ちたサウンドが広がり、不気味だがコミカルなラップ、ポップに対極に位置するスクリームで畳み掛け、ホラー色漂う極悪音を叩き付ける。陰に陽に攻める中、全曲踊り出したくなるパーティー感がぎっちり詰まっている。 荒金 良介