DISC REVIEW
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これまでに数々の名盤を生み出し、メタル・レジェンドとして今尚愛され続けるブラジルのバンド、SEPULTURAのギタリスト、Andreas Kisserのソロ・プロジェクトが始動!ヴォーカルはブエノスアイレスのメタル・バンドA.N.I.M.A.LのAndrés Giménezが務めており、全編ラテン語で歌われている。SEPULTURAを彷彿させるトライバルなメタル/ヘヴィ・ロックを基軸としており、ギター・リフの強靭さとソロの流麗さに耳を奪われる。さすがはAndreas Kisserだ。ヴォーカルのラテン語独特のねっとりとした歌い回しには慣れるまで少し時間がかかるが、Andrés Giménez特有のパワフルで渋い歌は、硬質なサウンドに独特の味をもたらしている。 KAORU