DISC REVIEW
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THE ATARISやUSELESS IDといったバンドを日本に紹介してきたbullionがイタリアのRude Recordsと始めた新プロジェクト、Rude Records JPN。その第1弾リリース作品となるアリゾナの4人組の2ndアルバム。いわゆるエモメロにシンセ・サウンドやダンス・ビートを加えた清涼感あふれるポップ・ロックを基本路線としつつ、レゲエのヴァイブを感じさせるサーフ・ロック調やアコースティック・ギターの音色を生かした曲もレパートリーにしている。ポップとは言え、ロッキンなギターも気持ちよく鳴っているし、どの曲もシンガロングできるパートが加えられているので、ライヴで盛り上がることは必至。ライヴでぜひ体験したいと思わせる曲ばかりだ。ビタースウィートなメロディも◎。 山口 智男
