DISC REVIEW
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SCREAM OUT FEST 2010で初来日を飾ったフロリダ出身のBROADWAY。来日時にはフレッシュなライヴを見せてくれた5人組だが、それ以降メンバーの脱退があったようで、現在は4人になってしまった。だが、デビュー・アルバム『Kingdoms』から3年振りにリリースされた2ndアルバムとなる今作は、サウンドは変わらずラウドでありながらポップ・パンクがベースの明るい曲が増量。来日時、楽屋でガンダムのイラストを描くなどして遊んでいたアニメヲタクのMisha (Vo)のヴォーカル・ワークならびに持ち前のキャッチーなメロディは更に磨きがかかり、ライヴで映えるだろうファストでエネルギッシュなナンバーが揃った。スクリーモのファンのみならずパンク、ハードコアのファンにも十分アピール出来る1枚だ。内容はすこぶる良いのに残念ながら今のところ日本盤リリースは予定されていないそうなので、是非US盤をチェックして! MAY-E