DISC REVIEW
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シーンの先頭を走り、時代を作ってきたカリスマ、SHADOWS FALLが遂に7枚目となるニュー・アルバムをリリース!SHADOWS FALL節とでも言うべき、ギター・サウンドをがっつりフィーチャーしながらもダサく、クサくならないセンスの良さは今作でも健在。前々作『Threads Of Life』以来のキャッチーなヴォーカル・ラインもまた素晴らしく、曲を聴き進めていくごとに作品にのめりこんで行ってしまう。メタルコアの神様、もとい天才プロデューサーAdam (KILLSWITCH ENGAGE)のプロデュースということで、かなりメタルコアなサウンドを予想していたが全くもって裏切られた。前身バンド以来の深く長い付き合いということで、バンドの良さを良く分かっているのだろう。本国での人気と比べてしまうと日本での知名度がそこまでではないということが残念でならないが、SHADOWS FALLこそがメタルの現在形と言っても良いレベルの本作をもって、是非日本での人気にも火がついて欲しい。そして個人的にはBrianのあのメチャクチャ長いドレッドをブルンブルン回すヘッドバンギングをまた見たい!この新作を持って来日してくれっ!! 米沢 彰