DISC REVIEW
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デンマーク出身のメタル、ラウドロック・バンドのMNEMICから5thアルバム登場。以前からSOILWORKのようなメロディを重視したメロディック・デス・メタル調の楽曲の中に、モダン・ヘヴィネス~ラウドロック・フレーヴァーを効かせた曲調が人気だったが、今作ではよりモダンなメタル・サウンドに近づいており、スピーディーなトラックは減り、ずっしりとしたグルーヴ感を押し出したミドル・テンポなトラックが目立っている。だがMNEMIC独特の広がりのあるクリーン・パートや、メタリックなエッセンスはしっかり残っており、また大作映画を彷彿させる壮大かつ幻想的なトラックも存在する。ガチなトゥルー・メタル・ファンならずとも、ライトなロック・ファンにも充分アピール出来る内容となっている。 TxOxMxOx