DISC REVIEW
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カナダが誇るモダン・メロデス・バンド、THREAT SIGNALの3作目となる本作は、セルフ・タイトルを冠した渾身の1作となった。プロデューサーにはあのZeuss (HATEBREED, CHIMAIRA, ALL THAT REMAINS etc.)を迎えるなど彼らの本気度合いが制作体制からも伝わってくる。前作のリリースと比べるとドラムとリードギターのメンバー・チェンジがあったものの、テクニカル路線を更に突き詰めながら、よりヘヴィかつエモーショナルなサウンドを1枚を通して貫いている。前作、前々作のファンはもちろん、FEAR FACTORYやIN FLAMES、MESHUGGAHなどのファンをも唸らせるのに十分の仕上がりと言えるだろう。米沢 彰