DISC REVIEW
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一人LINKIN PARKと名高いイタリア出身、NEROARGENTO。一人LINKIN PARKと聞くと第二のMANAFESTを想像するが、彼の場合、ヴォーカルだけでなく、ギター、ドラム、キーボード、そしてアレンジまでほとんどすべてを自らこなすことから、真の一人LINKIN PARKと言えそうだ。イタリア本国では、日本でも熱狂的ファンの多いデジタル・ロック・バンド、CELLDWELLERのKlaytonが経営するレーベルからのリリースということもあってか、エレクトロ・テイスト強めのトラックからはCELLDWELLERの影響も感じ取れる。また先日ここ日本で爆発的ヒットを記録した、ジブリ・アニメのカヴァー・プロジェクト"IMAGINARY FLYING MACHINES"にて、キー・アレンジや編曲などでNEROが携わっている点も注目。 ムラオカ