DISC REVIEW
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前作『Love Like This』で日本デビューを飾り、ファースト・シングル「Chelsea」がFMラジオ局を中心にスマッシュ・ヒットを記録したTHE SUMMER SET。そんな彼らから1年9ヶ月ぶりとなる待望のセカンド・アルバム『Everything's Fine』が届けられた。前作は一度聴いたらすぐに口ずさめるキャッチーなメロディと、ピコピコなエレクトロ・サウンドが眩しい好盤だった。しかしJIMMY EAT WORLD、SWITCHFOOTを手掛けているJohn Fieldsをプロデューサーに迎えた今作では、アルバムを通してアコースティックとヴォーカルとメロディにフォーカスを絞った、ナチュラルでシンプルなアルバムに仕上がっている。その結果、彼らの透き通るようなピュアな輝きと抜群のポップセンスを際立たせることに成功している。 ムラオカ