DISC REVIEW
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2008年、メンバー全員が10代、最年少のGabriel Garcia（Vo）は14歳という驚異の若さでデビューを果たしたBLACK TIDEによる2ndアルバム。前作は10代という若さにもかかわらずメタルに真っ向勝負している作品と各方面から高い評価を受ける。さらにはOZZ FEST、MAYHEM FESTIVALなど世界最大規模のフェスへ出演を果たすなど一気にメジャー・バンドの仲間入りを果たしている。そんな彼らが完成させた今作は、若干頼りないサウンドは姿を消しBFMV、A7Xに並ぶ威風堂々と腰の据わったモダンなメタル・サウンドへと成長した。サウンド・プロダクション、楽曲の完成度、各々の技量......すべてにおいてパワーアップしたBLACK TIDE。まさに成長期ゆえの進化のスピードには本当に目を見張るものがある。米沢 彰
