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INTERVIEW

BLACK TIDE

2011.08.05UPDATE

2011年08月号掲載

BLACK TIDE

メンバー:Gabriel Garcia(Vo&Gt)

インタビュアー:米沢 彰  Interpreter : ジンジャー国田

-2ndアルバム『Post Mortem』の完成おめでとうございます。途中、セルフ・タイトルとして発表されたりと紆余曲折があったようですが、どういった意図でこのタイトルに決めたのでしょうか?また、作品全体のテーマがあったら教えて下さい。

“Post Mortem”は死後って意味なんだけど、僕たちにとってはダークな意味ではなく、ポジティブなことなんだ。死の後には天国があり、これが僕たちのパラダイスなんだ。自分たちが今まで世界をツアーしたことや音楽活動で得た経験を歌詞の内容にしている。本当に素晴らしい機会を手にしたと思う。

-ジャケット・イメージをパッと見た時にKORNっぽいな、と思ったのですが、ジャケット・イメージについてはバンドから何かリクエストなどは出していたのですか?

自分たちがざっくりしたアイディアを伝えて、アーティストがそれを描いて僕たちにフィードバックして、そのやり取りを何度かして、気に入ったアート・ワークになったんだ。アーティストの名前ははっきりしないんだけど、アート・ワークよりも、自分たちの音楽がモノを言うと思ってるから、俺達はそんなにジャケット・カヴァーに拘ったりはしないんだ。アルバムを買う時もジャケ買いはしない方なんだ。音楽が良ければ買うのが僕の好きな買い方だよ。

-デビュー作と今作とではリリースを前にした心境に変化はありますか?

全く違うと思う。ファースト・アルバムの時は“アルバムが出る!”みたいな感じですごく興奮していた。今回はみんなが気に入ってくれるだろうか、受け入れてくれるだろうか、ファースト・アルバムを超えることができるだろうかとか、いろいろ考えてしまう。楽しみだけど浮き沈みがあって、デビューの時とは違うね。

-今作はLAメタルの影響が色濃かったデビュー・アルバムと比べて、よりモダンでバラエティに富んだ楽曲で構成されていて、チャレンジの塊の作品のように感じました。既に確立されたイメージをそのままトレースする方が楽なのでは無いかと思いますが、どうしてあなた方はチャレンジする道を選んだのですか?

一番大きな要素はファースト・アルバムのレコーディングを行った時、僕はまだ14才だったってこと。今は18才になったけど、その4年ってすごく重要で、変化の多いものだと思う。音楽をやってなくてもね。僕たちが何をやったとしても変わっていたと思うけど、チャレンジする道を選んだのは確かだよ。経験したこと、出会った人たちが与えてくれたインスピレーション、色んな思いがあったからそれらがすべて土台となった。僕たちはできる限りいいロック・アルバムを作りたいと思った。僕たちは音楽が大好きだし、これからもどんどん進化していくと思う。

-前作と比べて、ヴォーカルがより太く、力強く、また歌い方の表現の幅も随分と広くなっていますね。ご自身でも進化を感じますか?

多分トレーニングとツアーの経験で進化したと思う。Melissa Cross(SLIPKNOT、BULLET FOR MY VALENTINE、AS I LAY DYINGら多くのバンドにレッスンを施している超有名ヴォーカル・コーチ)に指導してもらってトレーニングをしてきたし、他にもヴォーカル・コーチをつけたんだ。毎日歌っていると、上達するからそれも進化につながったと思うよ。毎日練習しているから、そうやって言ってくれるとすごく嬉しいよ。ありがとう。自分の生まれ持ったものを使って、できるだけいいシンガーになるよう努力をしているんだ。

-一曲一曲がアンセム的な普遍性を持っている点は前作からのあなた方の大きな特徴のように感じます。特にメインのメロディ作りにはかなりの拘りを感じますが、どのように作曲を進めているのでしょうか?

ライヴで演奏することを考え、なおかつ自分たちのフィーリングが伝わるかどうか、考えながら作曲を進めている。前は曲を作っている時、これもやりたい、あれもやりたいって思って、ライヴでは演奏が不可能なくらいすごいメロディを作ったりしていたけど、今はライヴでうまく行く、良質の曲を作りたいんだ。曲を作る時はメロディが先に思いついたり、ギター・リフが思いついたりといつも違うんだ。

-デビュー・アルバム『Light From Above』をリリースしてからの活動について教えて下さい。

ずっとツアーをしていたけど、ツアーに出てない時は家で過ごし、家族と一緒にいて、家族との絆を大事にしているけど、常に曲を作っていた。どんな形でもいいから音楽に携わっていたいんだ。これが僕たちの人生、僕たちが選んだ道だから、この道で頑張りたいんだ。いつも音楽のことを考えている。音楽とこのバンドのことをね。

-あなたはデビュー・アルバムのリリース時にはまだ14才という若さでしたね。その頃からDISTURBED、SLIPKNOTら超大物アーティストとステージを共にし、キャリアを積み重ねてきたことになりますが、今振り返って、デビュー直後の経験は自分の中でどのように位置付けられていますか?

大物アーティストだけじゃないけど、一緒にプレイする人たちを見ていると、彼らのステージでのパフォーマンスがすごく勉強になるし、彼らの勇気が励みになる。今振り返って、何を経験して、何を得たかと言うと、自信だと思う。ツアーなどで本当にいろいろ経験したんだけど、自分自身すごく早く成長したような気がする。短い期間で沢山学ぶ機会を得られたよ。