DISC REVIEW
-
-
エクストリームでぶっ飛んだサウンドが身上のALL SHALL PERISHの4thアルバム。今作でもやはりド頭から恐ろしいまでにテクニカルなトラックが続き、最後まで息つく暇も無く怒涛の音の洪水がアルバム一枚分に濃密に収められている。曲中での変化も大きく、テクニックだけではない楽曲の完成度の高さにも注目だ。デスコアというジャンルが確立されていく中で果たしてきた彼らの役割は大きく、今作もまたシーンに影響を与えていくだろう。新ドラマーAdamを迎え、またサポート・ギターだったFrancescoも正式メンバーとなり、よりアグレッシヴで超人的なサウンドへと進化した彼らの新境地を一度体感して欲しい。 米沢 彰
