DISC REVIEW
-
A BULLET FOR PRETTY BOY …… BULLET FOR MY VALENTINEと伝説のヘア・メタル・バンドPRETTY BOY FLOYDが合体したようなバンド名。正直このB級感丸出しなバンド名だけで聴く気が失せそうだが、意外や意外、かっこいいことをやっている。“流行のメタルコアが大好きなんデス!”的な荘厳なシンセに落としまくるブレイクダウン、そしてエモーショナルなクリーン・パートと時代に乗り過ぎた感全開ではあるが、裏を返せば最先端のサウンドがギッシリと詰まっており、アメリカの“今のメタル”をヒシヒシと感じることができる作品といえるだろう。またレーベル、マネージメント共に今をときめくARTERY RECORDINGSなので近い将来ブレイクする可能性も高いのでは!? ムラオカ