INTERVIEW
A BULLET FOR PRETTY BOY
2011.04.05UPDATE
2011年04月号掲載
Member:Christian Johnston (Gt)
Interviewer:ムラオカ
-初めてのインタビューになりますので、バンド結成から今までの活動について順を追って教えてください。
僕たちは結成して4年になるんだ。始めた頃は今みたいにフルタイムでバンドをやることは考えていなくて、友達と地元でライヴをやるだけのつもりだった。でも『Beauty In The Eyes Of The Beholder』というEPを出してから、バンドの活動に対して真剣になり始めたんだ。メンバーの半分が2009年に学校を卒業だったから、その年の夏までツアーには出なかった。ツアーをフルタイムで始めて新曲をリリースした頃に僕らからArtery Managementにメールをしたら、彼らは僕たちのマネージングに興味を持ってくれて、彼らの新しいレーベルと契約することになったんだ。そして契約後に最初のフルアルバムを出してから、ASKING ALEXANDRIAやSILVERSTEIN、WE CAME AS ROMANS、FROM FIRST TO LASTやDEMON HUNTERなどのアーティストとツアーをしたよ。
-またA BULLET FOR PRETTY BOYにバンド名を決定した決め手を教えてください。
このバンド名は昔の映画の題名からとったんだ。“PRETTY BOY FLOYD”という有名な銀行強盗の話の映画だよ。
-A BULLET FOR PRETTY BOYというバンド名ですが、BULLET FOR MY VALENTINEやPRETTY BOY FLOYDなどのバンドと混同されることはありませんか?
PRETTY BOY FLOYDはあまりないけど、BULLET FOR MY VALENTINEとはたまに間違われるよ。僕たちがバンドを始めた頃は彼らがそんなに有名になるなんて考えてもいなかったから、知っていたら別の名前にしていたかもね。
-『Revision: Revise』日本でのリリースおめでとうございます。 遠いアジアの国、日本でのリリースということで特別な思いはありますか?
最高の気分だよ!こんなに遠くの国で自分たちのCDをリリースできるなんて思ってもみなかった。前に僕たちの昔のEPを送って良い反応をもらったことはあったけど、ちゃんとしたリリースをしたことは一度もなかったよ。
-欧米ではすでにリリースされてから4ヶ月経っていますが、ファンからの評判はいかがですか?
評判はすごくいいよ。いろいろな都市を回る度に僕たちのファンが増えてきているのが分かる。ライヴで一緒に歌ってくれるファンを見るのはすごく気持ちがいいよ。
-初めてのアルバム制作でしたが、レコーディング作業はスムーズに行きましたか?
実はあまりスムーズには行かなかったんだ。あまり細かくは言わないけれど、スタジオでの運びは気に入らないことだらけだったよ。もっと違った風にやりたくてもできなかったことが沢山あった。もちろん最終的にはすごく良いアルバムに仕上がったんだけれどね。
-プロデューサーはどなたを起用したのでしょうか?またそのプロデューサーを選んだわけ訳を教えてください。
ChangoのCameron Mizellがこのアルバムのプロデューサーだよ。彼はOCEANAなどのバンドを手がけていて、洗練されたドラムと、リアリスティックなギターのトーンが特徴なんだ。
-ドラマチックな重厚なオーケストレーションがあなたがたサウンドの特徴の1つだと思いますが、あなたがた自身ではA BULLET FOR PRETTY BOY が持っていて他のバンドが持ちえていない特徴はなんだと思いますか?
僕たちは様々な種類の音楽をミックスするようにしているよ。僕はアンビエントな曲や雰囲気を混ぜるのが好きなんだ。Danonはメタルなヴォーカルを入れるのが好きで、Derrickはリズミックなブレイクダウン。Joshはオーケストレーションを入れる。みんな違ったものが好きでも、いざ曲を書けば、全員が好きだと言えるもののミックスができあがるよ。
-リズミックでグルーヴィなギターリフに迫力あるスクリーム・ヴォーカルと、あなたがたの曲は非常にライヴで映えそうなものが多いですが、実際のライヴではお客さんはどのように楽しんでいるのでしょうか?
お客さんはすごく楽しんでくれるよ。僕たちも最大限クレイジーなパフォーマンスをしようと心がけてる。音楽の持つエネルギーに負けないくらいステージを盛り上げたいんだ。
-あなたがたはクリスチャンということを全面に出だしていますが、歌っている内容も神や聖書に関するものが多いのでしょうか?
そうだね。人生の中で出会う数々の壁との戦いや、信念の助けを借りてそれらの問題をどうやって乗り越えたかなどを歌う曲が多いよ。