DISC REVIEW
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AA=が『#2』をリリースし、ATRが今年のSUMMER SONICに来日してから、リスナーのデジタルハードコア熱が徐々に復活してきたんじゃないでしょうか。エレクトロな四つ打ちもいいけど、もっと音数の詰まったハードな音で踊りたい気分だよね!っていう最高のタイミングでリリースされる、KYONO率いるWFUの新作!これはもう、問答無用で超アガります!前作の『HAKAI』も、様々なアーティストとのコラボレーションも豪華でとてもいい作品だったけど、今作はもっともっと生の音が強調されていて、精神的な意味で"ロックンロール"!っていう感じ。明るいメロディの曲が増えているし、弾け感も今作の方が断然上!メンバー自身がとても楽しんで作ったんだろうなぁと想像出来ます。ナヨナヨしてない、ストロングスタイルのラウドロックが聴きたいって人は絶対に聴くべし!!! KAORU