DISC REVIEW
-
海外ではSumerian Records所属ということからデスコアかエレクトロコア系のバンドかと思いきや、このバンドはSumerian Recordsのとっては完全に規格外。アルバム全編に渡りヴォーカルDrewによるアジテーション気味な激熱スクリームが窒息寸前に充満し、楽器隊もDrewのヴォーカルに負けじとやり場の無い怒りを荒々しく叩きつけてくるといった非常にインパクトのあるサウンドに仕上がっている。かっこいいけど誰々風といった型にはまるバンドが多い中、彼らはそんな予定調和には背を向け我が道を突き進んでいる。サウンド・スタイルは全く異なるがRAGE AGAINST THE MACHINEを最初に聴いたときに近い感覚をこのバンドから得ることができた。 ムラオカ