DISC REVIEW
-
マサチューセッツ州ボストン出身のTHE RED CHORD。前作まではカオティックなグラインドコア・バンドという印象だったが、新作ではデスメタル色が強くなっており、ブルータル度が格段に増している。相変わらずの予測不可能な曲展開に、テクニカルで的確な演奏スキルが冴え渡っている。また、現在のデスコアからの影響か、ブレイクダウン・パートもふんだんに散りばめられているので、モッシュパート好きにはたまらないサウンドに仕上がっている。2010年3月にはプログレッシブ・デスメタル・バンドのBETWEEN THE BURIED AND MEとのJAPAN TOURも決定しているので、ぜひとも旧作、新作とチェックしてから参戦してほしい!!