DISC REVIEW
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2008年にBRITISH ANTHEMSにて来日を果たした、日本人ベーシストを含むイギリスの4ピース・ロック・バンドのセカンド・アルバムがリリース。Track1は、FOO FIGHTERSやHOOBASTANK直系のアグレッシヴなオルタナティヴ・ロック・ソングだが、アルバムを通して聴いていくにつれだんだんと深みが増し、メロディアスな展開になっていく。特にTrack11は、最近のASHと初期のFUNERAL FOR A FRIENDを掛け合わせたような、叙情的で艶やかな美しいメロディが印象的な中毒性のある曲。全体的に曲構成もよく練られているし、特にベースラインには素晴らしいセンスを感じる。オルタナティヴ・ロックからエモが好きな人まで幅広くオススメ出来る良作。 KAORU